日本の99.7%の方にとってはどうでもいい情報ですが(ファンクラブ会員35万人です)――今週の土日は京セラで「東方神起さん」のコンサートですが、この2週間はコンサートがなかったので、心がヒマでした。うっかり気を抜いたせいで風邪をひいてしまったくらい、ヒマでした。

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本店のオーナーシェフとかなりへべれけな私

さて、少し前に北海道在住のイタリア料理家に連れて行ってもらったのが、広尾にある「アンティキサポーリ」。
イタリア・ブーリア州の郷土料理を出す居心地のいい店です。ブーリアに本店があり、ちょうどオーナーシェフが来日していて厨房に立っていたのもラッキー。とにかくいろんな料理をちょっとずつコースでいただけて大満足の夜。

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「アンティキサポーリ」のブーリアコース。前菜8品とパスタかお肉、ドルチェが出てきて4900円と破格。悶絶、卒倒しそうなボリュームとおいしさ。これよりも少し品数が多いアンティキコース6600円は男性でも完食する人は少ないそう

しかも食後に出してくれた自家製リモンチェッロと乳成分入りのクレーマ・ディ・リモンチェッロがとにかくおいしくて感動!(ぐびぐびいけちゃいます~~)。

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アンティキサポーリの食後酒は3種類。サービスで出してくれたのに、右のクレーマ・ディ・リモンチェッロは私ひとりで半分空けちゃいました!

早速、初めてつくってみました!
<材料>
・レモン 2kg(数十個分)
・スピリタス(アルコール度数世界最高! 96度のお酒)1リットル
・グラニュー糖 500-800g(甘さはお好みで調節を)
・水(もしくは乳製品) 1リットル

まずは無農薬栽培の柑橘系農家「しまなみレモン」さんから、レモンをおとりよせ。青いレモンでつくるとペパーミント色のレモンチェッロができると聞いて、青いレモンも欲しかったのですが、時期はずれのよう。通常の黄色いレモンだけで仕込むことに。ここんちのは、形がいろいろだけど皮ごと食べられるので、酵素ジュースを仕込むときなどにもお願いしています。

さて、小さなダンボール1箱分のレモンを洗ってひたすら皮をむきます。白いところが入ると苦くなるそうで、黄色いところだけを薄く薄く丁寧に。2kg分の皮って小さなボールに半分ぐらいなんですね。あとはスピリタスとレモン皮をガラスビンに入れて1週間ほど放置。レモン皮がしらっ茶けてきたら、グラニュー糖を溶かした水(もしくは乳製品)を1:1で混ぜて1週間ほど寝かせると飲めるそう。わぁい、超簡単です。

皮をむいたあとのレモンは輪切りにして、同量の砂糖で漬け込み、レモンシロップにしました。炭酸水や水で割って、レモンジュースに。そして、私が死ぬほど好きな中華料理の「レモンチキン(酢豚のチキン、レモンバージョンみたいなもの)」をつくるのにも活躍しそうです。

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右が仕込み終わったレモンシロップ。もう少し繊細に砂糖、レモン、砂糖、レモンにしとけばよかったと後悔。なかなか溶けなくて苦戦しました。左はレモン皮とスピリタス。アルコール度数が強すぎてすぐ揮発するらしく、シリコンパッキン+ラップで厳重に封を
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できあがり♥ 手前から、我が家のレモンシロップ、リモンチェッロ、クレーマ・ディ・リモンチェッロです(ちょっと分離してるっぽい。失敗か??)

クレーマ・ディ・リモンチェッロに使う乳製品ですが、「アンティキサポーリ」の方は「生クリーム」と言っていたけれど、「ロングライフミルク」と言う人も。いずれにしても保存は冷凍庫で。でも、つくったら早めに飲んでしまおう。そうしよう。簡単にできちゃうので、みなさまもぜひぜひ。乳製品バージョンは特に口当たりがよいので、さらに飲みすぎ注意ですよ♥

アンティキサポーリ (Antichi Sapori)
東京都港区南麻布5-2-40 日興パレス 1
050-5571-2068
※なんだかまた行きたくなりました。いろんなチーズを使ったお料理がおいしかったです。

しまなみレモン
※能勢さんとは、共通の友人を介してFB友達に。ベルガモットなど、日本では珍しい柑橘類の栽培も手がけています。