花屋と八百屋は季節の移り変わりを的確に伝えてくれる場所。スーパーでなく、商店街に買い物に行くと、よりはっきりと季節の変化を感じる気がします。さて、年末に花屋に並んだチューリップも、そろそろ終わりの季節になってきました。大好きな八重咲きの白いチューリップを楽しんで次の季節に移ろうと思い、ひと束買ってきました。だんだんと花が開くだけでなく、光の方へ伸びていく自由な茎の動きもチューリップの楽しさ。チューリップが望むままに、生けてあげましょう。無理をしないで、あるがままにーー最後のチューリップが、そっと囁いてくれた言葉、あなたにも聞こえましたか?