マコさんからの質問
Q.
ベースメイクにはたいがい日焼け止めが入っていて、私は化粧下地、コントロールカラー、リキッドファンデーション、パウダー、化粧直し用パウダーと使用していますが、結局どの段階での日焼け止めが大事だったり、効果があるのでしょうか? 日焼け止めが入ってないと不安になってしまうけれど、すべての数値を足して考えるものなのか、こんなに日焼け止めの入っているものを使っているのも肌にはどうなんだろう? とも感じています。
花王 スキンケア研究所 上席主任研究員(博士)・次田哲也さんの回答
A.
UV機能付きの下地、ファンデーションのSPFやPAは、足し算しては……いけません。

マコさんのように「UV機能付きの下地、ファンデーションを複数使用しているけど、これは足し算して考えてもいいの?」という質問。だったら、わざわざ日焼け止めを使用することはないのでは? という意見もありますが、足し算は……いけません(笑)。例えば、SPF50の化粧下地とSPF50のパウダーファンデーションを重ねて付けるとSPF100になるかというと、そうはなりません。基本数値が高い方のみと考えて使用しましょう。
その他、気をつけていただきたい項目を挙げてみました。
参考にしてみてください。

● 日焼け止めはベースメイクの前に塗りましょう

ご存知のとおり、この季節の紫外線量はUVAもUVBも高い傾向です。また、晴天の1日の中ではお昼ごろが紫外線量のピークになります。おすすめは、日止め止めを必ず朝使用して外出することです。洗顔、化粧水、乳液のステップを終えたら、日焼け止めを塗りましょう。そのあとに、ファンデーションを使用してください。

● ランチへ行くときは要注意!

昼の外出は一番紫外線量が多い時間帯です。たとえば、外でランチをするとき、化粧が崩れたままで外出したりしていませんか? 強い日差しを浴びれば、当然、肌色がムラになります。メイク直しはランチ後に会社に戻ってきてからするのではなく、化粧直しをしてから外出することを心掛けてください。
外出先では、携帯できる日焼け止め商品が必要ですので、忘れずにお求めください。

● 高機能アイテムの重ねづけは、肌の負担にはなりません

基本、高機能アイテムの肌への負担は考えにくいですね。紫外線をカットする方法は、①紫外線を吸収して熱に変換するもの ②反射(散乱)させるものがあります。紫外線を反射させるためには大きな粉体を数多く配合する必要があり、そのため、使用感が極端に悪くなったり、白浮きしたりすることで見た目の印象が悪くなったりすることもありますが、イコール肌に負担がかかっている、ということにはなりません。

むしろ、メイクを落とさず寝てしまうとか、クレンジング剤を使わずに洗顔をしているほうが肌に負担がかかっています。肌にやさしいタイプのメイク落としを使用して、しっかり一日の汚れを落とすことも大切です。

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PROFILE
  • 次田哲也さん/花王スキンケア研究所 上席主任研究員(博士)スキンケア・ファンデーションの臨床効果実験・評価に精通し、 20数年の研究歴から、肌の状態やスキンケア法をわかりやすくアドバイスする。また、東京農工大学客員准教授としても活躍中。