「春カキこそがいちばんおいしい!」って、ご存知でしたでしょうか? カキは冬と思っていた遅咲きの私にその事実を教えてくれた「広島春牡蠣フェスタ」に、今年も行ってまいりました。

広島県から直送される春カキをBBQスタイルでいただけるこちらは、新宿歌舞伎町を抜けた大久保公園に建つプレハブ小屋で4月5日まで期間限定の開催。去年はできなかった“座席予約”がWEBでできるようになり、飲み物や他のメニューも格段に充実。かなり進化していて正直、びっくりしました。広島県と歌舞伎町商店街の本気とやる気を感じます!

大久保公園のお隣のビル1階では各種サクラを集めたサクラ祭りも開催中。ちらっと眺めて、カキ小屋にGO!
大久保公園に建つカキ小屋。去年は外まで行列、カキ売り切れでパニック!!だったのですが、今年は行列も控えめでスムーズに入店できました。

ここのカキ小屋では、焼きカキ用のカキのみを提供しているのですが、特筆すべき進化が蓋つき電気ロースターの導入。去年はフルオープンの焼き網台が基本だったので、あちこちのテーブルから、カキ殻がはぜるパンッパンッという爆発音と“ギャーーー”とか“ウオオッ”という声がひっきりなしに聞こえて、まさに阿鼻叫喚のカキ小屋@2014年。私達も服や靴が汚れないかとか、飛んでくるカキ殻におびえながら、必死で焼き、食べ終わった頃にはぐったりでした。

 

大久保公園に建つカキ小屋。去年は外まで行列、カキ売り切れでパニック!!だったのですが、今年は行列も控えめでスムーズに入店できました。

かきの殻がすっと開くと爽快ですが、なかなか開かないと中から熱い蒸気が出てきてやけどします。ご注意を。

今年は汚れても平気なTシャツとデニム、上着やバッグを入れる大きなビニール袋も持参して、万全の体制でのぞみましたが、カキ小屋@2015年ってば、全体の半分ぐらいが蓋つき電気ロースターになっていました! これならカキ殻爆弾にびくつくこともなく、アツアツのプリプリを優雅にいただけるはず! が・・・・・・・・・なぜか今年もかなりいっぱいいっぱい。とにかく忙しいんです。「蓋閉めて、タイマー3分セットして、蓋開けて、カキ殻開けて、蓋閉めて、タイマー3分セットして、蒸しあがったカキにソースを付けて食べる」の一連の流れをこなすだけでももう必死。さらに今年は厚切りベーコンとかチョリソーとか鮭とか他の焼きモノも増えていて、それらの焼きあがり時間が違うから焦る焦る。そしてカキ小屋は、今年も焼き台の熱と興奮している人々の熱気でやっぱりムンムン。

カキフライやポテトサラダなどのメニューも。学園祭とか屋台みたいでちょっと興奮します。

3時間ぐらい経ったかと思ったけど、実際は約90分でまだ19:30(笑)。でも満腹になったので、早々に撤収です。軽いパニック状態の連続で疲労感もかなりでしたが、フランスと同じ方法で養殖した幻の“グリーンオイスター”はやっぱり大きくてプルンプルンで甘くておいしかった! カキ好きの方にはぜひ食べていただきたいです。ボナペティ!