ゆいたろりさんからの質問
Q.
老眼が始まったようです。
少しでも食い止めるにはどうしたらいいですか?

毎日パソコンに向き合う生活を続けてきたせいか、この歳にして早くも老眼の兆しが……。もともと視力が良く、裸眼で1.5ありました。それが最近は、体調が悪いと小さい文字が見えにくいし、ものすごく離して見るように。典型的な老眼の始まりですよね? 今の時点なら、こういうことをすると老眼の悪化を防ぐことができる、というものがありましたら教えてください! (ちなみに1年ほど前に眼科検診を受けたところ、少し遠視があると言われました。)(44歳)

特別ゲスト 日比野佐和子先生の回答
A.
最近急増している
“スマホ老眼”の可能性もあります!

老眼を防ぐ眼トレはいろいろありますよ。どこでもできるものとしては、遠近トレーニングや、8点グルグル体操がおすすめです。

「遠近トレーニング」

① 腕を伸ばして親指を立て、爪を1秒凝視します。
② 視線を遠くに向け、対象物を決めて1秒凝視します。このとき、親指と対象物が一直線になるようにすることがポイントです。
③ これを30回繰り返しましょう。

「8点グルグル体操」

① 顔はまっすぐ前に向け、目だけ上を向け、対象物を決めて1秒凝視します。
② 同様に、次の方向に目だけ向け、1秒ずつ凝視していきます。
右斜め上→右横→右斜め下→下→左斜め下→左横→左斜め上→上

※ もっといろいろな眼トレを知りたい方は、『日めくり まいにち、眼トレ』(扶桑社)をご参照ください。

また食事からのアプローチもお勧めです。眼に良い食べ物と言えばブルーベリーがよく言われていますが、最近はルテインという成分が注目されています。これはほうれん草やパセリ、ケール、ブロッコリーといった緑黄色野菜に多く含まれているので、老眼が気になる方は、積極的に摂取されてみてはいかがでしょうか。ちなみに最近はルテイン入りのコーヒーも発売されているので、普段飲んでいるコーヒーをこちらに置き換えてみるのも良いかもしれませんね。

ただし! 「眼が悪くなってきたから老眼」とすぐ判断してしまうのも危険。実は最近は“スマホ老眼”といって、近い距離でスマホやパソコンの小さい文字ばかり見ているため、若いうちから眼のピント調節機能が落ちてしまう人がとても増えているのです。ゆいたろりさんは44歳とのこと。老眼を発症し始める平均的な年齢ですが、もしスマホやパソコンを長時間見る生活を続けていたり、首や肩が激しく凝るという症状が出ていたりするようでしたら、“スマホ老眼”の可能性もあります。ときどきスマホやパソコンから目を離して休憩したり、遠くを見たりして、焦点をズラすようにされてください。

今は若いから影響が出ていない方でも、スマホの見すぎは老眼を早めることになってしまいますから、いずれにしてもときどき休憩をとることは怠らないようにされてくださいね!

いかがですか?
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PROFILE
  • 日比野佐和子(ひびのさわこ)1970年生まれ。大阪大学医学部大学院医学系研究科卒業・博士課程修了。現職はRサイエンスクリニック広尾院長。専門分野は欧米のアンチエイジング、中医学、ホルモン療法、プラセンタ療法、植物療法(フィトテラピー)、アフェレーシス療法(血液浄化療法)など。研究分野において国際的に活躍するとともに、テレビや雑誌での分かりやすい解説も好評を得ている。著書も多数あり、『眼トレ』シリーズは累計30万部のベストセラーとなっている。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る