イギリスの王室が主宰する、競馬の祭典「ロイヤル・アスコット」が今年も6月に開催されました。世界中から集まった、皇室関係者を含む上流階級やセレブリティの女性ゲストたちは、華やかなハットとフォーマルなドレスで正装するのがお約束。

 普段の一般庶民の暮らしではお目にかかれないアスコットファッションは、昔「キャンディ・キャンディ」で読んだ貴族のスタイルそのもの……! 思わずキュンとしてしまったので、その一部をご紹介したいと思います。
(注:偶然にも白のドレスばかり選んでしまいましたが、別に白がルールではございません。たまたま、私が素敵だと思った方たちが白のドレスを着ていただけですのでその辺はご了承くださいませ)

英国王室主宰のロイヤル・アスコット2017<br />気分は「キャンディ・キャンディ」か「ダウントン・アビー」!?_img0 イギリス女優のエレノア・トムリンソン。ドラマ「ダウントン・アビー」にリアルで出て来そうな可憐さ。フェザーがついたシンプルなハットのチョイスも若々しくていい感じ。写真:Shutterstock/アフロ
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ゴールドのオーガンジーのリボンハットをかぶった素敵なマダムは、モデルのイザベル・クリステンセン。ピアスとリングの蝶々がリンクしているのもキュートなアクセントに。写真:Shutterstock/アフロ
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男性はシルクハットに燕尾服で女性をエスコート。しつこいようですが本当に「ダウントン・アビー」の世界観みたいで素敵〜♥♥ はい、すみません、ワタクシ、単なる「ダウントン・アビー」マニアです。写真:Shutterstock/アフロ
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赤のドレスコードで統一した、お揃いコーデを楽しむご婦人方。ビジュー付きサングラスと赤リップもお揃いで、イベントを心から楽しんでいる空気が伝わってくるよう。写真:AP/アフロ

 ちなみに、正装のルールがあるのは特等席である、「ロイヤル・エンクロージャー」のみ。こちらの席にはエリザベス女王が座っているため、女王陛下への敬意を示すという意味もあるそう。基本的に・ミニスカートは禁止、・肩から肘にかけての肌の露出は禁止、とのこと。

 そんな中、アレクサンダー マックィーンのホワイトレースドレスで見事にドレスアップしたキャサリン妃は、この長袖ドレスでも「肌が見えすぎで下品」と一部のマスコミから叩かれていました。やはり伝統の国、イギリス。上流階級のドレスコードは、まだまだ堅苦しいのですね〜!

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こちらがうるさがたには酷評されてしまった、キャサリン妃のマックィーンのドレス。素人目には、上品でエレガントで、「これぞロイヤル・アスコット(知らんけど)!」としか写りませんが……。レースから肌が透けすぎ、というのが批判された理由のよう。写真:Shutterstock/アフロ