突然ですが、年下の男性はお好きですか? それも、自分よりもひと回り以上年が離れた男性。——「いくつまでの男性なら恋愛対象になる?」って、よく飲みの席などで出る質問ですよね。個人的には「年上でも年下でも、年齢なんて関係ない、大事なのは人間性!」とは思っているのですが。43歳のケイト・ベッキンセールが21歳の若手俳優マット・ライフと交際中、というニュースは、びっくりして、思わず二度見してしまいました。21歳って、アメリカではようやく成人として認められて飲酒が許可される年齢。しかも、ケイトには2015年に離婚した、レン・ワイズマンとの間に18歳の娘がいるのです。私とは1歳しか年齢が変わらないケイト。なんだかすごい!

こちらがケイト・ベッキンセールと21歳の恋人、マット。でもマット、やはり若い……! ケイトも若く見えるから親子には見えないけれど、お肌ツルツルのマットは大人の男性という雰囲気はゼロ。私だったら恋愛対象にはならないタイプだなあ(聞いてないか)。写真:Backgrid/アフロ

ちなみにケイトとマットは共通の友人を介して知り合い、初デートから意気投合してつきあうようになったそう。

そしてもうひとり、58歳のマドンナは、27歳年下で31歳のモデル、ケヴィン・サンパイオと交際中だとか。……ここまで来ると、もうアリなのかナシなのか、よくわかりません。マドンナクラスになると年齢なんて超越してそうだし。

マドンナのお相手、ケヴィン・サンパイオ。なんとなくマドンナの好みの系譜、わかる気がしますね。イケメンです。写真:Shutterstock/アフロ

マドンナとケヴィンは2015年に知り合い、ここ1年ほど真剣に交際しているとの噂。その間、マドンナが元夫のガイ・リッチー監督と息子ロッコの親権争いをしていたりしたこともあって、マスコミには交際を知られないようあまりおおっぴらにつきあっては来なかったとか。結局親権はガイに取られ、現在ロッコくんはガイのいるロンドンで暮らしています。息子と一緒に暮らすことができなくなった傷心のマドンナを支えていたのがケヴィン、ということなのですね。

ここまで書いて来ましたが、う〜ん、わからん。タイトルに「心理とは」と入れてはみたものの、セレブは普通のアラフォー、アラ還とは美貌もステイタスも違うし、きっとパワフル。20歳以上年下の男性とつきあっても、きっと違和感なく一緒にいることができるのでしょうね。ケイトのお相手、マットは「年齢のわりに落ち着いていて大人」との評判らしいし、同じ業界だから色々話の共通点もあったのかなあと思いますが、マドンナの若い子好きに関しては、正直、「もう同い年の男に期待なんてしないもんね。男は若くて可愛けりゃい〜の!」というあきらめのようなものしか感じません。

先日のMETガラにて。マドンナ御大、変わらずにお元気です。写真:Shutterstock/アフロ

ガイと別れてからつきあった男性は、いずれも26歳下、29歳下、と超年下でナイスバディのイケメンばかり。顔もどんどん整形しておかしなことになってきてるし、年を取ってからも若さを追求しようとすると、そういうことになっちゃうんでしょうかね。マドンナの顔立ちだったら自然にエイジングしてシワやシミがあっても年齢なりに美しかったと思うので、ちょっと残念。別に同年齢とつきあうのがいいってわけではないのだけれど、マドンナからは「年下のエキス吸うたるで〜!!」的な、若さに対する凄まじいまでの執着心が滲み出てるような気がして、怖い(涙)。

そんなわけで結論としては、「恋に落ちれば年齢なんて関係ないけれど、幸せそうに見えるかどうかは、それが本物の恋かどうかにかかっている」、というところ。年下のイケメンをはべらせていても何故か「いいな〜、うらやましい」とは思えないのは、マドンナが幸せそうには見えないから、ってことなのかなあ、と。