8月26日から1週間が経ちましたが、いまだに身体の節々が痛く、足がだるく、気持ちはあるのにカラダが思うように動かない感じ……。素敵な土曜日の午後、ごきげんいかがでしょうか、まるで初老の有田です……。
全国的にも超有名な「大曲 第91回 全国花火競技会」は、地元のみなさまのおかげで記録的な大雨を乗り越えて無事に開催されました。そのプログラムは非常に非常に素晴らしく、「行って良かった!」「観ることができて感謝!!」「死ぬ前にもう1回行きたい!!!」と心は満たされているのに、いまだに化粧をする気も、ナイトクリームを塗る指も持ち上がりません。
なぜこんなにやられちゃったのかしら? ざっくり振り返ってみます。もしも来年、行ってみたいと思っている方がいらっしゃったら、ぜひ参考になさってください。
■2017年は約74万人の人出でした
東京ドームのキャパは5万5000人なので、東京ドーム13.5個分の花火好きの人々が一気に秋田県大仙市大曲、雄物川河畔に押し寄せたことになります。河川敷は観覧席とトイレのみ。売店や出店は、堤防を戻らないとありません。
堤防を越えて雄物川河畔へ、続々と向かうのはみな花火を愛する人々。24時間前は水浸しだったとは思えないほど整備された桟敷席エリアへ。ビールやら焼きそばやらおやつをたんまり購入して、あまりの重さに身体も斜めに傾く私……。20kgはあった気がします!
■昼と夜でTOTAL4時間の大満足プログラム
大曲の花火は、17:30スタートの「昼花火競技」と18:50スタートの「夜花火競技」の2部構成。まだ明るい夕方から夜21:30まで、みっちりたっぷり花火を堪能できるんです♥ しかも、カラフルな色煙で表現する「昼花火」は、ここ大曲でしか競技会が行われていないレアなものだそう。
■初めてなら王道の桟敷中央前方へ
コンサートも舞台も最前列って最高。引きで観たほうがよいものもあるけれど、大曲が初めてなら、とにかく桟敷席3ブロックか4ブロックです(1&7ブロックだと花火によっては見切れちゃうかも)。川の向こう岸が打ち上げ会場なので花火の燃えカスが降ってきたり、臨場感もたっぷり。前列エリアはすすが落ちてくるので白い服はやめておくべきと言われています。慣れている人や通なひとは「特別プログラム」など、内容に合わせて後ろに移動して観ていましたっけ。
■20:45で出るか、最後まで残るか
大会提供の「特別プログラム(20:45予定)」は、前年度の内閣総理大臣賞受賞者が提供する大曲の名物花火。慣れている人は、混雑を避けるためこれを見たら速攻で帰っていました。私の周りも結構、帰っていたなぁ……。
◼️極太ペンライトをお忘れなく!
最後の最後、対岸にいらっしゃる花火師さんに感謝の気持ちを込めて、観客がペンライトを振るのが大曲のルールでした。知らなかったので手だけ振ってみたり。振り向くと、まるでコンサート会場のように結構な後ろまでずーっとペンラの光が揺れて幻想的でした。「東方神起」活動に燃えていたあの感覚がフラッシュバックしたモーメントでしたw
■帰りはもう本当にどうしようもなく大変
車だと規制で夜中まで出られず、しかも道路は大渋滞と聞いて、今回は角館泊―大曲を電車で。行きは特急で約10分。大曲駅から河畔までは徒歩30分と荷物はしびれるほど重かったけれど、まだ余裕あり。問題は帰りです。河畔から出口が5か所しかなく、一気に人が動くためまずはそこで大渋滞。居酒屋で時間をずらす?と考える人だらけでどの店も満席。駅前も大渋滞。しかも、角館方面は1時間1本の各駅停車しかなく、満員電車に約30分揺られて、宿についたのはなんと0時をすぎていました。車渋滞は本当のところどうだったんだろう??
バスツアーも渋滞に巻き込まれそうだし、自家用車は駐車場予約が難関。大曲に宿が取れたらベストなのですが……。
気持ちは高揚していましたが、身体はぐったりで宿についたら即寝落ち。翌朝までぐっすり。秋田空港からの出発は夕方なので、それまでは観光へ。レンタカーで角館の武家屋敷をふらふらとまわり、岩手県にある中尊寺金色堂へ向かいます。
キンキラの金色堂をじっくり拝観したあとは、縁結びの神社に。おみくじは大吉でした。この後、いろいろ頑張ったご褒美に抹茶ソフトを購入。
ゆっくりランチは、中尊寺近くの名店、牧場直営の「味心」へ。昼間から予約満席の繁盛店です。1階が待合い室とミートショップ、2階では溶岩プレート焼き&しゃぶしゃぶなどがいただけます。
最後に、すごくおいしかったのがこちら。アマゾンでも買えるから買ってみようかなと思いつつ、揚げ菓子なので躊躇しています。
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