昨日45歳になりました。
新しいステージに向かって

私事で恐縮ですが(笑)、昨日9月13日に45歳になりました。ミモレを立ち上げたとき、私の中で1つの「目標」、「基準」に、45歳というタイミングがありました。読んで下さる方をイメージした年齢ではなく、人生の1つのターニングポイントになるという確信があったのです。

成熟した優しさ、知性や思いやり。明るさや大らかさ。大人の女性の「美しさ」は、外見だけでなく、こうしたことで支えられていると思います。肌の張りや髪のコシ、きっぱりとした若い体のアウトラインは、もちろん徐々に失われていきますが、また違う「きれい」や「美しい」を手に入れられるのが、「45歳から」なのです。

小さな頃から、ずいぶんと大人っぽく、実の年齢よりもうんと上に見られていたからか、私にとって、~~歳に見えること、時計の針をもとに戻すことは、全くもってナンセンスで意味がないことです。けれど、45歳は、なぜか特別な年になるという、予感がありました。だから、今年は、誕生日を迎えることに、少し緊張していました。

ターニングポイントを迎える用意はできているだろうか。その変わりゆく道を、これからもしっかりと歩いて行かれるだろうか――と。40歳の節目の年も、何の感慨もありませんでしたが、今年はその日を昨日迎え、なんだかぐったり疲れてしまいました(笑)。力が抜けた、とでも言うのでしょうか。

たくさんの人に「おめでとう」と言葉のプレゼントを頂き、今、自宅には頂いた花がたくさん咲いています。大切な人たちに、心の中で何度も感謝しながら、昨日の私と今日の私は違うのだろうか――と問いかけていますが、当然1日で何か大きく変わるわけもありません(笑)。ただ、いろいろあったけれど、幸せに生きてこられたこと。たくさんの友人や仲間、家族に恵まれたこと。仕事に心血を注ぎ、きちんと仕事にそれを返してもらっていること。

全てに、感謝するタイミングになりました。

まだ、45歳の景色がどうなるのか、全くわかりません。ただ、はっきりと違うステージに入ったことはわかります。そのステージは、今までの自分が作ってきたことにプライドをもちながら、この1年を大切に過ごそう、と思っています。

また、ダイアリーで、折々の45歳の風景を語っていきたいと思います。

ミモレを読んで下さっている方と、こんな気持ちをシェアしたくて、今日はこんなダイアリーになりました。

ミモレを通してみなさまと出会えたことを心から感謝しながら――。


大草 直子

  • ある恵比寿の夜(笑)。同じ業界の、仕事から始まった友人たちがサプライズでお祝いを♡ありがとう!
  • プライベートでも愛してやまない、バナリパのプレスルームで。なんか、時間より早く着くかもー、と呑気にラインしたら、バタやんが大慌て。プレスルームを暗くしたり、ケーキを用意したり、とみなさま準備して下さってた(笑)。ありがとうございました!