こんにちは! いつもお悩み相談のlifeコーナーの原稿を担当させていただいております、ライターの山本奈緒子です。

9月に入りグンと涼しくなってまいりましたが、風邪などひかれずにお過ごしでしょうか? 「物思う秋」などという言葉もありますが、肌寒い季節になってくると少し物悲しい気持ちになって、いろいろと物思いに耽る時間も増えてくるものですよね。ご家族に病気の方がいたり、ご自身が体調不良を抱えられていたりする方は尚さらではないでしょうか。

そこで今回は、順天堂大学医学部教授で、一般社団法人がん哲学外来理事長でもある、医師の樋野興夫先生にお悩みの相談に伺ってまいりました。

 

樋野先生は、がん患者の悩み相談に乗るべく「がん哲学外来」を開設されただけでなく、患者を支える家族や医師、看護師など、がんに関わるすべての人が自由に胸の内を語り合えるようにと、全国に「がん哲学外来カフェ」を開く活動をされていることでも有名です。患者やその家族たちに授けられる言葉は、「言葉の処方箋」と言われ、多くの人の心の支えとなっています。

その樋野先生は8月に、初めてがん患者の家族に向けた著書『がんばりすぎない、悲しみすぎない。「がん患者の家族」のための言葉の処方箋』(講談社)を上梓されました。日頃から「がん患者の家族は、苦しんでいる患者を前に、『健康な自分が弱音を吐くことなどできない』と一人悩まれている」と感じられていたこともあって、家族の悩みと、その悩みに対する回答をまとめられたのです。

 

今回mi-mollet読者からも、がん患者を家族に持つ方、家族を亡くされた後も後悔を抱えられている方、また自身の不調とどう向き合えばいいのか分からないといった方まで、様々なお悩みが寄せられました。本のタイトルどおり、がんばりすぎない、悲しみすぎない、そんな気持ちに少しだけなれるような、優しく寄り添う回答を授けてくださいました。

病気と向き合うこととは? ということが見えてくるお話もたくさんありますので、ご一読いただけますと幸いです。

 
  • 1
  • 2