こんにちは、ミモレの川端です。
昨年の暮れごろ、ミモレでも開運コラムを書いてくださっている青木良文さんのトークショーで「来年(2017年)は、不倫や不正、不祥事などが露呈しやすい年」という話をされていたんですね。それがどういう星回りのためかという理由をちょっと忘れてしまったのですが、確かに今年はそんなニュースばかりですね。もっと大事なニュースがあるのでは?と思いつつ、つい見てしまいます。

最近、夢中になって読んだ単行本は、伊岡瞬さんの『悪寒』

大手製薬会社につとめる主人公の藤井賢一は、会社の不祥事の責任を一方的に取らされて片田舎へ左遷、単身赴任となる。罪を被せてハシゴを外した上司を、東京に住む妻が「私が殺した」と自供する。

夫が殺したいほど憎んでいる上司を、妻が一人で(勝手に)殺してしまう、そして自白しちゃってる、、、ってそんなこと、ありえるのかしら!

自分ならどうかなあとか考えてみました。皆さんはどうですか?

自分の夫をヒドイ目に合わせ、自分の家族をバラバラにした憎たらしい上司。なんか、犬のフンでも踏めばいいのにとか、子どもが受験に落ちればいいのに、とか……例えばそんな妄想をするかもしれないけど(例えばですよ!笑)、自分で手をくだそうとは思わない気がするんですね。

これが自分の子どもだったらわからないなあ。自分で何か反撃を考えるかもしれませんね。

とまあ、大前提として「そんなことするはずがないでしょ」なのですが、主人公の賢一は妻の無罪を信じ、事件の真相を探ろうとする過程で、知りたくなかったいろいろなことが露呈してきます。

藤井家は仲睦まじい家庭ではなく、コミュニケーションが取れていませんでした。妻も娘も何を考えているか全然わからない賢一。そのあたりの描写がとてもリアルでどんどん読めちゃいます。

「私が殺しました」と妻が証言する裁判のシーンから始まり、製薬会社の不祥事、事件の真相追及、裁判のシーン、と時間が行き来する展開も飽きさせず、夢中になれるエンターテイメントです。

この連休は、酒井順子さんの新刊『男尊女子』を読みました。女性政治家、結婚して引退宣言をする女優さんなど、話題の最新ジェンダートピックスがさすがの酒井節でまとめられています。私がモヤモヤしてたのは、要するにそういうことだった!と膝を打ちます。

 

今日もお休みで嬉しいな♡ また読んでご紹介します。ではではまた〜。 

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