素意や! 素意や! 子供の頃、「ソイヤ! ソイヤ!」とわけもわからず叫んでいましたが(笑)、歌詞を調べたところ表記は「素意や!」でした。「素意=前々から抱えている考え」なので、「これが私の素意なのだ!」という強い意思を宣言するかけ声だったことに今更ながらに気がつきました。

というわけで、先週末、私たちミモレ編集部の素意が結実しました。立教ミモレ大学の開講です。

今回は、「大人の入学式」の話

ZARAのスーツで『前略、母校の前より』 by大森葉子_img0
タイトルの理由は、このダブルのジャケット(肩パット入り)とタックパンツのスーツのシルエットが、あまりにも一世風靡セピア調なため(あれ、写真だとあまりそう見えないかな?)。勢いで赤いソックスを合わせたくなりましが、グッとこらえました(そもそも赤いソックス持ってないし)。この撮影用に腕まくりをして、正拳突きポーズをすればよかった(バク転はできないから)! 

そうだ、スーツを着よう! ガラにもなくスーツを着よう!

記念すべきスタートの日、普段の私の仕事服よりはきちんと見えするよう、しかも運営側スタッフとして皆様に失礼のないよう、何かしらテーラードのジャケットを着ようとはしていました。でも、なぜでしょう、朝、急に「今日は入学式にあたるスタートの日だから、スーツを着よう!」と思い立ったのです。

とはいえ、ブラックのノーマルなパンツスーツも所有しているものの、迫力が出すぎるか、はたまたウェディングプランナーの方のようにきちんと見えしすぎる可能性があるため、「これくらいラフなスーツが自分らしいかな」と思いセレクトいたしました。

ちなみに、こちらのスーツ(厳密にはセットアップ)は、昨年、本当に「一世風靡セピアなシルエットがたまらない!」と興奮して購入。分かりやすく言うなら、「シルエットのバランスが80年代っぽくて良い!」と惚れ込んだものです。なぜでしょうか? 時々、ビビビッと閃光が走ったような感覚にうたれ、脈略のない一目惚れ買いをしてしまうところがあるのです。

当日は、校内を走り回ることが予想されたので、足元はスニーカー。そして、ハンズフリーになるようリュックを選びコーディネイトしました。自分でも、驚くほどに、ラグビー ニュージーランド代表よろしくのオールブラックス!!

ZARAのスーツで『前略、母校の前より』 by大森葉子_img2
ストイックな全身黒コーデで、自分としてはデコルテ部と足首の肌がチラ見えする“シンプルセクシー”を狙いました(苦笑)。とはいえ、この全身黒コーデのポイントは他にあるんです。この後ろ姿でお分かりでしょうか? ポケットのフタが開いていることではありません(それは、単なる締め忘れです)。そうです、リュックにぶら下がる……
ZARAのスーツで『前略、母校の前より』 by大森葉子_img4
チェリー! なんと、ファーです。夏チェリーから冬チェリーに衣替えです。こちらは、なんと受講者様からのプレゼント(涙)! 私がこのコーナーでチェリー好きを連呼するばかりに、ショップで目があった瞬間に購入してくれたんだそうで……神様、私は恵まれていやすっ(泣)!!! というわけで朝にはなかった冬チェリーが、この日のおしゃれポイントになりました。


これから週に1度のペースで立教ミモレ大学は開催されます。所有している数のわりには、普段なかなか袖を通していないジャケットを活用したコーディネイトを思う存分楽しみたいと思います。

お気に入りの服は着るからこそに意味がある! 素意や!

ZARAのスーツで『前略、母校の前より』 by大森葉子_img5
特に2番の歌詞が心に深く刻まれております。「海に潜るには、息を止めなきゃ潜れない。息を止めるのが、いやなら海には入れない」は、そのまま受け止めると「当たり前やんけ!」なのですが、人生における比喩だと思うと「深い!」と思うわけです。素意や!

CREDIT :
ヘアバンド&ジャケット&パンツ/ZARA
リュック/ユニクロ×J.W.アンダーソン この日と同じ
靴/リーボック

『立教ミモレ大学』無料公開講座、決定!

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科とミモレがタッグを組んだ『立教ミモレ大学』のスピンオフ講座が、立教大学ホームカミングデーに開催されます。講義のテーマは、大人の「おしゃれ」講座~「おしゃれ」から考えるキャリアデザイン。キャリアデザインにおけるファッションやメイクの重要性を学べる大充実の90分になる予定です。バタやんと私も恐縮しながらも出演させていただきます。

日時:10月15日(日曜日)
時間 : 11時~12時30分
会場 : 11号館AB01教室
※入場無料・先着順

詳しくはコチラ>>

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大森葉子

主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。

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