2015.6.7

要注目! 松中権というオトコ vol.2

会場は、神宮前にあるLGBTフレンドリーな複合施設「カラフルステーション」の1階にあるアジアンビストロ「irodori」(オイシイ!)。たくさんの仲間であふれ返った会場はむせかるほどの熱気&ハッピームード。それだけで、松中氏の大らかな人柄が伝わってきます。

ピースしているのは、当日、受付担当だった担当編集者の加藤さん(実は、私の会社の上司!)。

いざ、ご対面した松中氏は、想像以上に気さくな方でした。

出版記念ということで、文豪をイメージした髪型と眼鏡で登場……!?

挨拶では、著書『まずは、ゲイの友達をつくりなさい』を出版した理由を語られておりました。

LGBTではない、ヘテロセクシュアル(異性愛者)でシスジェンダー(生まれた時のカラダの性に違和感がなく、ココロの性と一致している)のストレートの人はもちろん、LGBT当事者、LGBTが身近にいない人、LGBTの家族がいる人、LGBTの友達がほしいな、と思っている人、そして、誰より、テレビの前で鼻毛を抜いているLGBTの存在をまるで認識していないお父さんたちに読んでもらいたいとのこと。

まるで小説を読んでいるかのようなゴンさんヒストリー。これこそがリアル!

そして、一冊を読み終え、まずはゴンさんの勇気に敬意を評したくなりました。ゲイをカミングするまでの葛藤を赤裸々に書かれています。あえて軽妙に書かれたのであろう文体に、サービス精神といたわりの心があふれており、それだけで私は胸がいっぱいに。

そんな彼の夢は、(以下、あとがきより)「(シドニーオリンピックでは)オーストラリアが生んだ我らがゲイアイコンのカイリー・ミノーグが、映画『プリシラ』顔負けの50人のドラッグクイーンを連れて、ズンドコクラブ系のハウスミュージック・ライブで幕を閉じたんです。オリンピックですよ。しかも15年前ですよ。2020年。5年後に東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。僕が叶えたい夢、それはシドニーオリンピックをゆうに超えること~中略~もっともっと広いスーパー・ダイバーシティな祭典にすることです~中略~そのためには、世界各地から訪れる人種・国籍・文化・言語・宗教などがまったく違う人たちを迎える、日本のみんなが、多様性を受け止める準備が必要です」。

ごく自然に人の懐に忍び込み、ごく自然に人を巻き込む力に長けていそうなゴンさん。「声高らかに」ではなく、やさしく人に問いかけていく彼の物腰のやわらかさに、何かが変わっていく予感を感じた編集部 大森なのでした。

vol.3は、松中権さんに直撃!