昔、熱海の花火に感動して以来、花火は光と音の差がほとんどないくらい、できるだけ近くで見るのが好きです。でも熱帯夜&人混みがつらくって、今年も7月、8月に開催される花火大会は、しおしおと諦めておりました。でも、やっぱり1回ぐらいは花火を見たいなぁ。

ちょっと調べてみると茨城県では10月に土浦全国花火競技大会を例年開催。大正14年から続く歴史ある花火大会で、某雑誌調べでは「関東で行きたい花火大会№1」だったりもします。

知らなかった。ぜひとも行きたい!
もうがまんできない!
またしても、居ても立ってもいられない!


さすがに10月なら涼しいだろうし、平常心で花火を楽しめそう。さっそく、桟敷席の半マスを購入(6人でひとマスの半分を使えるチケットです)。納豆は毎日いただくほど大好きですが、ほとんど訪問したことのない茨城県に愛車をかっ飛ばして行ってまいりました!

感想は、ひと言で言うとサイコー@桟敷席
すごくよかった。また来年もぜったいに行くわ♡


空から花火が降り注ぎ、終始、口は半開きで、ため息か“超キレイ”しか出てきません。競技大会なので、全国の花火師さんが新作を競うのですが、ナレーションや説明もわかりやすかったです。ハートや顔、キャラクターを描く花火=型物(カタモノ)は、「チョビひげ親父は髪の毛1本」とか「鼻血ぶぅー!!」など、本当に名前の通りの花火が夜空に現れてちょっと感動。

 


iPhoneで花火動画を撮ってみました。でも、画面に入りきらないほどの迫力。撮るよりも肉眼でみたほうがいいですね。ワイドスターマイン「土浦花火づくし」です。

さて、何十回となく行った東方神起さんのコンサートは、会場にもよりますが2万人、5万人、7万人の動員人数です。なんとなく道路や公共交通機関の混雑ぶりは見当がつくし、混雑回避の裏ワザも少しずつ磨いてきたはずなのですが、「土浦全国花火競技大会」は東方神起コンサートの十数倍の約70万人規模。そのカオスぶりは、想像すらできません。行きは土浦駅から会場まで巡回バスを利用しましたが、帰りは“座椅子2つとクッション、毛布とバスタオル、保冷剤と飲み物”を持って、土浦駅近くの駐車場まで約40分、てくてく歩きました。でも、素晴らしい花火に興奮しすぎたのか、翌日の筋肉痛も苦になりませんでした。土浦の花火大会、超おすすめです。来年は、みなさまもぜひご一緒に♡ 

  • こんなに明るいうちに着席。いろんな屋台をパトロール。「サクサクチーズ」と「超ロングフランク」が気になりましたがガマン。
  • 桟敷席はパンフレット付き。花火大会の写真コンテストもあるらしく、立派なカメラと三脚を構えて花火を待ち受けている方がとっても多かったです。
  • 国技館でもこっそり活躍していた1980円の座椅子です。安いけれどしっかりしています。が、超重い……。

70万人(そのうちの30%が、いい感じに酔っ払ってらっしゃいましたw)ってどんな感じか、ざっくりまとめてみたので、参考になさってくださいね。

■花火大会は18:00スタートですが、14:00には土浦入りしました。
※早すぎではなかったです。無料駐車場5000台は午前中で満車になります。車で行くなら、これでちょうどいいくらい。安心できます。この時間なら、予約していなくても有料の空車パーキングは見つかるかも。

■タクシーでできるだけ近くへ! と思っても、そもそもタクシーがいないです。
※15:00から交通規制が入り、会場近辺は車両通行止めに。会場のすぐ近くに「イオンモール土浦」があるのですが、「駐車しちゃえーー!」とか「ここから見ちゃえ!」と思う人々で混乱するのを避けるためでしょうか、花火大会の日は「イオンモール土浦」は休業しちゃいます。

■トイレ問題はとっても重要です。エマージェンシーです。
※仮設トイレはあちこちに設けられていますが、“フォーク並び”ではないので、列の進み具合を見極めて並ぶことが重要。瞬時に判断を! 進みがとても遅い列に並んでしまうと緊急事態です。

■花火大会は21:00に終了。会場から歩き、駐車場に辿りつけたのはなんと23:30でした。
※会場と駅周辺&駅構内は、人人人人車車車車でまったく動きません!! なんと23:30でまだ土浦駅ロータリーは人だらけ。規制中です。みなさん、無事に終電に乗れたのか心配です。

■慣れている方やお年寄りのいるグループは最後の84連発を切り捨てていました。
※おとなりの地元グループによると、土浦花火大会は競技の間に挟まれる広告花火や土浦市の花火がハイライト。なので、93作品のあと、最後の最後にある84連発は諦めて、早めに退場するだけで帰りはかなりスムーズなはず。そんなグループも、ちらほら見受けられました。