ミモレ丈のスカート、そしてコートの話2

みなさま、こんばんは。大草直子です。

昨日の「コートのバランス学の第二弾」です。
例えば、こんなロングニットとミモレ丈のスカート。
昨日の、ウエスト位置が高めのバランスと違って、
ラインは、うんと下がります。このニット+スカートに、昨日のコートでは、
アウターとインナーの「ウエスト」が、バラバラになることに。
こんなときは、コクーン型のビッグシルエットのアウター。

コートの裾からスカートが出ていても、もちろん大丈夫です。
その場合は、少しボリュームのある紐靴か、スリッポン、
もしくはパンプスの場合も+ソックスで、
足元に強さを出したほうがバランスが取れます。

バッグも、ボストンやトートではなく
ショルダーの長いもの。
他の人の視点、着こなしの支点を下にしたほうが、
今っぽいバランスになるのです。

昨年くらいから、今までとは全く違う「ニューバランス」が一世を風靡し、
見えやすいデザインポイントや色の流行ではないため、
戸惑うことも多いのですが、
コツさえつかんでしまえば、もしかしたら新しいアイテムを買い足さなくても、
「新しいおしゃれ」ができる、そんなきっかけになるかもしれません。

周囲では、インフルエンザをはじめ、体調を崩す人が続出……。
mi-mollet(ミモレ)読者の方も、お気をつけくださいませ。

 

大草 直子

  • プレスルームは、既に春夏のサンプルがいっぱい。深いブルーのグラデーションが美しいTシャツは、WORLD BASICSのもの。日本で取り扱っている店舗は少ないのですが、パリのメルシや、ボンマルシェでのポップアップストアは黒山の人だかりだったそう。琉球藍を使い、京都の井戸水で仕上げた、エコで贅沢なTシャツです。
     
  • 先日大阪に行った際、車内アナウンスに敏感に反応し、さっと起きて撮った、富士山の写真。冬の富士山は、気高く、清らかで本当にキレイ。こうした、普段とは違う景色を見られるのも、出張の醍醐味ですね。(たいてい寝ていますが)クリアなブルーの空と冠雪の白。きっぱりしたコントラストに目を奪われます。
Today's pickup

春の気候だった昨日に比べて、とても寒かった今日。風も強かったですね。ミドルゲージのニットはかなり厚手で風を通さないので、本当に暖かい♥金曜日には、東京は雪が降るそう。春を目前に、今年の「真冬のコーディネート」を仕上げないと!

CREDIT :

コート/バッカ ニット/クロエ スカート/ジャンバティスタバリ シューズ/ミッシェル ヴィヴィアン