2016.3.1

美味しいものに、目がないもので。

私がロンドンからこの街に移って良かったなあ!と思ったことのひとつは、美味しいものに出会える率が断然高いこと。何といっても農業国だから、野菜が美味しい。もちろんワインも素晴らしい。そして、フランス人は食に対する好奇心が旺盛な気がします。

イギリス人はやはり保守的で、新しいものにトライしないイメージ。エセックス出身の友人は「snail(エスカルゴ)を食べるなんてあり得ない」とか、日本に遊びに来た際も「イギリス人的にはポテトをどうしても食べたい」と言って無茶な芋オーダーをするなど、あまり冒険しません(「朝にライスを食べるとか理解不可能」とも言ってました、そういえば)。イギリス人の旦那さんがいる友達らが「あれも食べれない、これも食べれないが多くて大変」といっているのも何度か聞きましたし。

しかしフランス人は、私が作った納豆に子供までが「うん? 別にいいよ」といって食べてくれ、わりと驚愕。「臭いが強いのとか、ベタベタしているのって嫌じゃないの?」と聞いても「フランスのチーズも臭いのいっぱいあるから全然問題ないよ。ベタベタは、箸にくっつくと食べやすくていいじゃん」という超ポジティブアンサー。なんかちょっと、感動しましたw ま、もちろん皆がそうなわけでもなく、以前納豆入りのお味噌汁を出したら「次は食べたくない」と言われたこともありましたがw

私は和食が大好きで、パリとは思えない食生活を日々是続けておりますw これはある日のお昼のおうどん。

そんな食に対する貪欲な好奇心のせいか、パリに住み始めてびっくりしたのが、日本食材屋さんに沢山フランス人が買い物に来るという事実。ロンドンも日本食材屋はありましたが、イギリス人っぽい人はせいぜい出来合いのお弁当や寿司パックを買っているくらいで、食材を吟味している人はそこまで見かけませんでした(私調べ)。でもパリでは、普通のパリジャン&マダムたちが普通に買い物に来ている。そして新しいものにも果敢に挑む。フランス人はすぐ人に話しかけてくるので、「ねえあなた、これどうやって食べるの?」と糸こんにゃくを示されたり、「子供が巻き寿司を作ってっていうんだけど、ソース(醤油のことを言いたいらしい)どれを使うのか教えてくれる?」なんて聞かれたこともありました。

昔「ごはんが食べれないなら海外に長く住むのはムリだな」と思ってましたが、パリは全くもってお米の入手も問題なし。ごはんとお味噌汁、御漬物が私の定番朝ごはんです。

美味しんぼには、本当にありがたい国なんですよね……。ということで、今後多分、とっても食べ物の話をいっぱいすると思います。どうぞご容赦下さいw
そして次回は早速、最近行ったレストランの話をしたいな、と。