目がいいことだけを取り柄に、40余年生きてきましたが、年齢を重ねた目の劣化には抗えず。初の遠近両用メガネ(つまり老眼鏡、ですがここではそう呼びません)を作ろうと一大決心。

せっかく作るならと、今話題の「パーソナルカラー診断」と「顔タイプ診断®」から、運命の1本を探してみました。

写真:Shutterstock


年を重ねると、目もがんばりが効かなくなる!?


最近、視力が落ちてきました。以前見えていた文字が見えなくなったり、二重に見えたり、ぼやけたり……。

乱視だと強がってみたものの、周りの友人たちとの会話から、私も来るべき時が来たのだと少しずつ覚悟を決めていました。

大手メガネメーカー「眼鏡市場」の店頭で、今まで1万人以上の目を見てきた眼鏡コンシェルジュの掛本紀子さんに教えていただき、老眼チェックも兼ねて視力測定と「パーソナルカラー✖️顔タイプ診断」(無料/予約制)を初体験です。

 

前回記事はこちら
【老眼チェックリストつき】「最近、小さい文字が見えにくい…」悩めるミドル、プロに訊くメガネ投入タイミング>>

まずは、視力測定。

 

機械の中を覗き込んで、向こうに見えるひらがなを片目ずつ読んでいくのは、普通の視力測定と同じ感じですが、大きな違いは「丁寧で測定項目が多い」こと。

それはなぜか?

なんと、眼鏡市場の視力測定は最大で28項目もあり「見えにくくて困っていることは何か?」「普段どういった環境で過ごしているか」などの問診を経て、必要な項目を検討して視力測定を実施しているから。

視力測定の結果、この日の私の視力は左目0.4、右目0.6、両目で0.6 。矯正視力(メガネなどを使用した場合)は、左目はがんばって0.8、右目0.9、両目で1.0でした。

私が今まで不便を感じたことがなかったのは、左目で近くを、右目で遠くを見ていたからなんですね。しかし、40代半ばになってがんばりが効かなくなり、不便を感じ始めていたんだそうです(涙)。

視力測定では、よく使う側の目を判断したり、片目や両目で遠くを見る力を確認したり、普段何気なく使っている目の状態を一つひとつ丁寧に確認してくれました。

そして、いよいよ大本命の「近く」を見るための視力測定!

遠くを見るための視力測定より、目に近い位置に設置された縦と横に規則正しく引かれた線を見て、縦横どちらがはっきり濃く見えるか、繰り返し確認していきます。

こんな検査、初めてかも。

個人的には、眼科で行う眼圧や眼底検査が苦手なのですが、そういう類のものはまったくなかったのはよかった! これで測定は終了です。

続いては、パーソナルカラー診断と顔タイプ診断へ。


あなたの顔タイプは?4パターンから似合うフレームが見えてくる


まずは、顔タイプ診断。

顔タイプは「フレッシュタイプ」「キュートタイプ」「クールタイプ」「フェミニンタイプ」の4種類。設問に答えながら、どれが一番近いか診断していきます。

「子供タイプ」か「大人タイプ」か、「直線タイプ」か「曲線タイプ」か、パーソナルカラーアドバイザーさんと一緒に、自分の顔のつくりを1つずつチェック。(資料提供:眼鏡市場)

「この診断は欠点をカバーするためのものではなく、お顔のいいところを引き出すメガネを選ぶためのもの。自分が当てはまるカテゴリーからメガネを選ばないと似合わないのではなく、『自分をどう見せたいか?』という観点からフレームを選ぶために活用します」(掛本さん)

私は「フェミニンタイプ」でしたが、例えば少しクールに見せたいのなら、フェミニンをベースに少し直線的なフレームを取り入れるなど、クールの要素のあるメガネを選ぶようにするのがいいようです。

メガネが引き立ち、最も個性的に見えるのは対角線上にあるもの。フェミニンタイプの私の場合は「フレッシュタイプ」がこれに該当します。

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