冷凍した野菜や作り置きを活用できる「ナムル」や「お浸し」が頼りになる

 

お弁当づくりに活躍しているのが、冷凍保存している「にんじん」です。お弁当を作るたびに、切るのは面倒なので、予めささがきにしたものを生のまま冷凍しています。ささがき状だとすぐに火が通るので、電子レンジでも調理ができます。

あと一品欲しい! というときに、茹でたり電子レンジで火を通して、和えものやナムルにしています。

 

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最後は、お弁当の詰め方のコツを紹介します。

お弁当の詰め方は、仕切りを使わず「高さをつけて立体的に盛る」とうまくいく

 

もしご飯をおにぎりにしなくてもいいのであれば、いちばん簡単な詰め方は、お弁当箱のいちばん下にご飯を敷き詰め、その上におかずを乗せていく方法です。下に敷いた白米があまり見えない程度までおかずを乗せていっても構いません。これまでの試行錯誤で気付いたのは、お弁当箱の中に隙間をつくらず、“密”にしたほうがバランス良く見えること。

そして、フラットにならないように、高さをつけて盛ります。このお弁当でいうと、「長ネギの肉巻き」を横一列ではなく、肉巻きの上に肉巻きを置き、高さをつけているのがポイント。「紫キャベツ」のサラダもお弁当箱の高さより高くなるくらい、モリッと盛ります。

そのため、お弁当箱は蓋に高さがあるものを選んでおくと、中身が潰れないので便利です。

おにぎりにするときも「高さをつける」ことは意識しながら盛り付ける

写真は、成長期の息子が昼食から遅い夕食の前に食べる補食だったものなので、簡単なお弁当になっています。

個人的には、ご飯をおにぎりにするときのほうが盛り付け方が難しいように感じています。
おにぎりにするときも、おにぎりとおかずの間に仕切りをつけず、写真左側のように、おにぎりに持たれかけるように高さをつけて、おかずに高さをつけるように盛っていくのがおすすめです。

ちなみに、こんなふうにお弁当のコツを紹介している私ですが、子供がまだ小さかった頃はお弁当づくりが大の苦手で、保育園でお弁当が必要な日は悪戦苦闘していました……。そんな私だからこそ、難しくなく、簡単にできるコツを伝えられたらと思っています。

撮影・構成・文/高橋香奈子

 

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