暖冬とはいっても空気の乾燥はマックス状態。50代になって、少しでもお手入れを怠るとカッサカサでガサガサの手触りに。それは、若い頃はもちろん、40代のときでさえわからなかった肌の悲しい質感です。もう私の肌には潤いの力は残ってないのか……と落ち込んだときに救ってくれた保湿ケア3品です!

 


唇の乾燥や皮むけ、縦ジワが目立たなくなってぷるぷるに!

DEW リップゾーンセラム 8g ¥1980(編集部調べ)/カネボウ化粧品

リップクリームは通年使っているけれど、唇や口元全体までケアできる美容液は、かなり盲点でした。リップゾーンセラムには、カネボウ独自の成分であるヒアロアクアフィットヴェールを配合。唇の凹凸やシワにぴたっと保湿成分が入り込み、保水膜を形成してくれるそう。

しかも、唇に密着するオイルも配合されているため、唇が油分でペタペタすることもなく内側からしっかりと保湿されている感じです。

 

テクスチャーは、これまで使っていたリップクリームともリップバームとも違うこっくり柔らかな質感。硬さがないため、唇にすーっとなじみ、口紅を重ねても浮くこともありません。また、寝る前にオーバーリップぎみに口元全体にたっぷり塗ると、翌朝は唇がふっくら。ぜひみなさんにも使ってほしいです!
 

乾燥でパサパサの髪にはヘアミルクを!

ダヴィネスのオイシリーズはヘアオイルも優秀なのですが、髪を乾かす時につけるパサパサ感が軽減して柔らかな手触りが復活するのがこちらのヘアミルク。

スプレー式になっているので、タオルドライしたあと、髪全体にシュシュっと塗布。髪の乾燥や膨張が気になる部分には念入りに揉み込むようにします。

髪に塗布し、しっかりドライヤーをあてると……ストンとして、広がりやうねりのない髪に。子供の髪を乾かしたときのような柔らかさと素直さが戻ってきたような感じです。

翌朝、寝癖で髪がハネたりうねったりしたときのスタイリング剤としても使え、パサつきがないのにふんわり軽やかな仕上がりになります! ウェットスタイルにしたいときは、その上からオイルを重ねますが、冬はふんわり髪の気分なのでとても重宝しました。大人髪のベースづくりにおすすめです!
 

プチプラなのに保湿力は確かなオルビスの新・化粧水!

オルビス アクアニスト ローション(敏感肌用化粧水)180mL ¥1750/つめかえ用 ¥1530(2月20日発売)

オルビスの新しいローションを一足先に使わせていただきました。オルビスは何年も自腹買いしている大好きなブランド。「安価でしっかりした製品を探しているなら、オルビス!」、私は何度かこちらの連載でも書いていますが、本当にこのお値段でよいの? と思わずにはいられないほどです。

オルビスが36年のうるおい研究の末に辿りついた敏感肌用スキンケアが「オルビス アクアニストシリーズ」です。
オルビスは、肌に潤いがなくなることで赤みやかゆみなどの敏感肌症状を感じやすくなることを発見し、保湿成分を効果的、また持続的に届ける「持続型トリプルアミノ酸」を配合しました。化粧水の力だけで肌のバリア機能を整えて、自ら潤いを抱えみずみずしい肌へと改善。「どんな乾燥肌でもしっかり潤う!」を実感できるはずです。

ボトルはワンタッチで開けられる蓋がついていて、忙しいときでもすぐに潤い補給できます。ほんの少しとろみがついたローションをゆっくり肌に馴染ませるとぷるっとした肌に。

こちらのローション、無油分、無香料、無着色、アルコールフリー、パラベンフリー、界面活性剤不使用とどこまでもシンプルな設計。だから、毎日使いたい気持ちになるんですね。

正直、このローションだけではシワやシミなどエイジング悩みの積極的なアプローチはありません。でも、とにかく肌が潤って、調子がとてもよくなります。化粧水は水分補給だと割り切って、他に肌悩みにあわせた美容液やクリームを重ねるので十分ではないでしょうか。

「このローションなら乾燥で敏感に傾いた時でも大丈夫」「花粉症で鼻のまわりがガビガビでも心配なく使える」「大人のニキビや吹き出物の上からも使える」。どんな日もどんなときもしっかり潤いをキープするローション。

化粧水選びに迷っているなら、かなりおすすめです!


ミドル世代におすすめの潤いケア3品を紹介しました。乾燥がひどい季節ですが、コスメを味方につけて、肌も髪も心にも潤いをもちたいですね!


撮影・文/國見 香
 


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