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『彼ごはん』シリーズで400万部の異例のヒット記録を持つ、料理家のSHIORIさん。プライベートでは結婚して今年で6年が経ちます。夫と二人の生活も結婚当初に比べて、少しづつライフスタイルが変わり、それに伴って毎日の料理への考え方も変わってきたといいます。

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「夫は仕事柄、帰宅時間が遅いし、私も撮影や料理教室などの仕事で疲れて帰ってくる日が多いです。彼はお酒が大好きなので、毎日、晩酌をします。結婚当初はいいところを見せたくて、疲れていても頑張っておかずを兼ねたおつまみを作っていたこともあったけど、今は『簡単なものでいいよね』って言える関係になりました。いつも自由すぎる私を全方位から支えてくれる夫に感謝しつつ、これからも彼が好きな晩酌の時間を充実させていけたらなって思ってます」

そんなSHIORIさん、最新刊『SHIORIの2人で楽しむ ゆるつま』では実生活でも作っている“ゆるっと、うまい”おつまみを披露。今回はその中から、見た目も華やかなおすすめの3品を紹介します。

韓国風焼き肉をお手軽に。
■カリカリ豚キムチ

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 材料(2人分)
・豚ばら薄切り肉 150g
・白菜キムチ 80〜100g
・韓国のり、万能ねぎの小口切り 各適量
・塩 少々
・ごま油 適量

 作り方 
① 豚肉は5cm幅に切り、キムチは食べやすい大きさに切る。
② フライパンに豚肉を広げて中火にかけ、片面に香ばしい焼き色がついたら返し、サッと焼いて塩をふる。器に盛り、キムチ、万能ねぎ、ちぎった韓国のりを順に散らし、ごま油をかける。

がんばった日はちょっとだけ、いいお肉を買って
■牛肉のタリアータ

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 材料(2人分)
・牛ももステーキ肉 1枚
・にんにくの薄切り 1かけ分
・ルッコラ 1袋
・オリーブオイル 大さじ1
・塩、粗びき黒こしょう 各適量
・バルサミコ酢、パルメザンチーズ 各適量

 作り方 
① 牛肉は焼く30分前に冷蔵庫から出して常温に戻し、塩、黒こしょう各少々をふる。ルッコラは食べやすい大きさにざく切りにする。
② フライパンにオリーブオイルの半量とにんにくを入れて弱火にかけ、油に香りが移ったら、にんにくを取り出し、牛肉を入れる。
③ 強火で片面約2分ずつ焼いたら取り出す。そのまま1〜2分休ませてから、食べやすい大きさに切る。
④ 器にルッコラを敷いて③を盛り、バルサミコ酢、オリーブオイル(分量外)をかけ、塩少々をふり、削ったパルメザンチーズを散らす。

手づかみで豪快に食べるのがおいしい!
■ピリピリ手羽先

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 材料(2人分)
・手羽先 6本

A
・にんにくのすりおろし 少々
・ごま油 大さじ1
・塩 小さじ1/2~1

・しょうゆ 小さじ1/2
・一味唐辛子 小さじ1

 作り方 
① ポリ袋に手羽先とAを入れて軽くもみ、10分ほどおく。
② オーブントースターか魚焼きグリルに①を並べ、皮面にこんがり焼き色がつくまで8〜12分焼く。
③ 中まで火が通ったら、②をボウルに取り出してしょうゆをからめ、一味唐辛子をまぶす。

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SHIORI

大ヒット『彼ごはん』シリーズは累計340万部。料理好きな若い女性を中心に圧倒的なファンを持つ。料理を通して、女性をハッピーにしたいという思いいで、TV、イベント、ワークショップ、自身が経営するお料理教室など活動の幅を広げている。

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『SHIORIの2人で楽しむ ゆるつま』

SHIORI著 講談社 1000円(税別)

「ゆるくつまんで飲む時間は、私たち夫婦のかけがえのない楽しみです」という料理家のSHIORIさん。晩酌が大好きな夫との食卓は「がんばる料理」ではなく、「がんばらなくてもウマい料理」がちょうどいい。“ラクに、ゆるっと、でも見た目は華やか”な、おかずにもなるつまみ料理が満載の1冊。


・第2回「料理家SHIORIさんちのフライパン要らずのゆるっとつまみ」はこちら>>

・第3回「お酒の〆、週末ランチは「濃い味ごはんはやっぱりウマい!」」はこちら>>

撮影/野口健志 イラスト/須山奈津希 構成/中田優子(講談社)