お出かけスタイルの防寒は、あったかラクチンパンツがあれば!
トップスの下にあったかインナー、パンツの下にレギンスをはけばポカポカではありますが、ときには寒くても重ね着したくないお出かけの日ってありますよね。そんなとき、「完全防寒なのにおしゃれ」が上手なスタイリスト福田さんはどんな服を着ているのでしょうか? これまで、1日中外にいる日のスタイル、屋内外対応の温度調整がラクなスタイル、マキシスカートでこっそり防寒スタイルなどを紹介してきた短期集中連載も残りあと2回。福田さんのテクニックを余すところ無く披露します!
冬のきれいめコーデは、あったかパンツを一枚さっとはいて
「重ね着をたくさんしたくない日、そしてちゃんと見えるけれどストレスのない着心地を叶えたい日。そんな時に、私が頼りにしているのが、ウールジャージーのパンツです。ジャージー素材のパンツというと、すごくカジュアルな印象があるかもしれませんが、これは“きれいでラクチン”をコンセプトに、今季コラボでつくったものです。ストレッチ性もあり、後ろゴムではいていて快適ですが、美シルエットで品よく見えます。かつ、上質なウール素材を使っているので、サッとはくだけで脚や腰周りはあったか。キレイめのウールジャージーパンツ、一枚あると重宝しますよ。足元は、パンプスとソックスのレイヤードです。ここしばらくはやっているこのコンビですが、今冬ならざっくり感のあるソックスを使うのがオススメ。薄手のソックスより暖かいし、おしゃれ慣れした雰囲気を醸し出してくれますよ」(福田さん)
シャツ×ニットのレイヤードは、今季なら襟だけを出すのが正解
ざっくりソックス×パンプスで今季らしい足元に
流行りのビビッドなイエローを活用して、鮮度よく防寒
「アウターの下には、白シャツとウール×カシミア素材のニットを重ね着。やはり、素材にカシミアが含まれていると、暖かく感じますね。このニットは、今季ドレステリアで買ったもの。ビビッドな発色のよいイエローがお気に入りです。ふだんはベーシックな色の服が多いのですが、冬は明るい色を身につけたくなります。冬ならではの素材、ウールやカシミアは、春夏のコットンやリネンよりも、色ものの発色が上品な気がして。大人でもきれい色に挑戦しやすくなります。トレンチコートはウール混のライナー付き。ライナーが付いているタイプを選べば、春や秋だけでなく、冬も着やすいですよね」(福田さん)
次回、最終回。第6回目は12月29日(金)公開予定です。お楽しみに!
第1回「冬でもトレンチが着たいから、アウトドアブランドのインナーを活用」はこちら>>
第2回「1日中外にいる日はザ・ノース・フェイスのダウンに頼る!」はこちら>>
第3回「屋外では温かく、室内では暑くないを叶える計算レイヤード」はこちら>>
第4回「マキシスカートは、中に重ね着し放題な冬の便利アイテム」はこちら>>
第6回「ユニクロの新型インナーダウンはコートの襟の形に合わせられる!」はこちら>>
ヘア&メーク/沼田真実(ilumini.) 構成/高橋香奈子
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