明けましておめでとうございます。
年末年始はどのようにお過ごしになりましたか? 私は早めにお休みをいただき、台南へ。大晦日に日本に戻り、愛する紅白歌合戦を観ながら年を越しました。
いわゆるアムラー世代ではないのですが、やっぱり安室ちゃんには思い入れがあります。とりわけ、旅に出てひとりで散歩をしている時(誰と旅行していようとも、ひとりで散歩する時間が好きです♡)、『a walk in the park』のサビを口ずさみ、やたら勢いよく歩くのが好きです。小室哲哉さんも海外レコーディング中で行った息抜きの散歩中にこの曲ができたと聞いたことがあります。たぶん小室さんも私のように、始めはユラユラだったのにサビに向かって歩調が上がっていったはず!!!
今回は、「ヴィンテージを着て旅に出よう」のお話。
時を超えてきたパワーがつまったアイテムはそれだけでタイムレスな魅力があると思っています。さらに、このワンピースには国境をも越えた無国籍な雰囲気もあり、年齢を超えて楽しめそうなところもお気に入り。お婆ちゃんになった時に、このワンピースが一番似合う自分になる! それこそがおしゃれの醍醐味である、とニマニマしながら毎度袖を通しています。
なぜ私はヴィンテージに惹かれてしまうのか?
もちろん、いろいろ理由(サステナブルの観点、自分だけの一着を着るという優越感、リーズナブルな価格、現代の服にはないクラフトマンシップ……)があります。が、とりわけ自分にとっての大きな理由は、国内外問わず旅が好きで、いろいろなところに身を置き、できるだけその空気に溶けこんでしまいたいと思う私の性分に起因しているかもしれません。時も国境も超えて私にたどりついたヴィンテージに袖を通せば、そんな自分の欲求を自然に叶えてくれそうな気がするのです。
うん、旅にヴィンテージはよく似合う。ヴィンテージを着るだけで、旅しているような楽しさに包まれると言ってもいいのかもしれません。そして、自分のおしゃれにおいて、流行は本当に些細な要素であることが確認できるのも何だかとっても清々しい!
こんな私のおしゃれの戯れ言に、本年もどうぞお付き合いのほどを。
CREDIT:
ワンピース/ヴィンテージ
サングラス/ACNE STUDIO この日と同じ
バッグ/ドゥーズィエムクラスで購入 この日と同じ
靴/コンバース この日と同じ
大森葉子
主にビューティ担当。「今日は夏休み?」と聞かれてしまうほどの“ど”カジュアルと「今日は何かあるの?」と聞かれてしまうほどのデザイン性のある服が好き。ほぼ“一目惚れ”買い派。