米沢牛を食すなら“肉屋の2階”が間違いない!【from米沢サテライト】
旅先で美味しいものを食べるとき、一番確実なのは地元の口コミ! ということで、出発前は読者の皆さんからアンケートを募り、滞在中もおすすめのお店を聞きまくったミモレ編集部。その中から実際に訪問し、“間違いなかった!”と感激したお店をご紹介していきます。
まず全国的に有名な米沢牛から。市内にはたくさんお店があるので迷ってしまいますが、今回の滞在で編集部は『米沢牛を食すなら肉屋の2階!』という結論に辿り着きました。米沢は、精肉店さんの2階が食事処になっている(そして味の評判もすこぶるいい!)場合がとても多いんです。
脂の甘みに悶絶。一度は食べたい『登起波』の極上すき焼き
一度はガツンと食べておきたいよね、と向かったのは、米沢でも一番の老舗とされる『登起波(ときわ)』さん。看板メニューは『百年のすき焼き』。3つのコースから「松(ロース)」と「竹(赤身肉)」を食べ比べてみることに。
お店の方に作ってもらいながら、米沢牛の特徴を聞くと「脂に甘みがあり、融点が低いので低温ですぐ溶ける。だからサシが入っていてもくどくないんです」とのこと。
その特徴は、最初のロースで実感しました。口に入れた瞬間にとけてゆく脂、広がる甘みと香り……さすがの美味しさです。しかし、もっと驚かされたのは次の赤身肉。パサつきや繊維感がなくしっとり柔らか、噛むたびに肉の旨みがあふれます。赤身でここまで美味しいとは……。米沢牛の真の実力を見た思いがしました!
「すき焼き 登起波」
住所:米沢市中央7-2-3
tel. 0238-23-5400
より手軽に味わうなら、『ミートピア』の完売必至の破格ランチで
気負わずサクッと食べるならここもいいよ〜、と教えてもらったのが、扇屋牛肉店さん2階の『ミートピア』。みなさんイチ押しはランチのハンバーグ定食です。米沢牛と豚の合挽きで作るハンバーグはきめが細かめでふわふわ、とってもジューシー! あっさりしたソースとの相性も抜群です。ちなみにハンバーグは人気メニューのため、時間が遅いと売り切れてしまう日もあるとか。また焼くのに少し時間かかるので、電話での事前予約がベターです!
これはどんなだろう? と、もう一品試してみたのが牛おうぎ漬定食。お店の方にきくと、味噌と酒粕を合わせたもので漬けているんだそうです。さすが米どころですね! 口に入れるとほんのりお酒の香りが。お肉はさっくりと歯切れよく、米沢牛ならではの脂の甘み、こんがり焼けた味噌の香ばしさ。どうしよう、ごはんが止まらない……。夜の取材(食べる予定あり)が頭をよぎりつつも、結局は全員完食。ごちそうさまでした!
「ミートピア(扇屋牛肉店)」
住所:米沢市中央1-11-9
tel. 0238-23-3457
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