

顔そりをするとうぶ毛の影がなくなり、透明感がアップするだけでなく、細かい毛まで剃られているため、ファンデーションのノリや化粧水の吸収もよくなります。
また、うぶ毛のほかに余計な角質も一緒に取ることができるので、透明感のある肌につながるなど、たくさんのメリットがあります。
マッサージ効果で血流やリンパの流れがよくなる、というのもメリットのひとつだと思います。
「顔そりはやってもいいの?」と思われている方も多いと思いますが、ホルモンバランスが崩れがちなミモレ世代の方にこそ、顔そりにチャレンジしていただきたいです。
なぜなら、毛の濃さにはホルモンバランスが影響しています。正しい方法で、そして適したツールで処理をすれば、少ない負担で顔そりをしていただけますよ。
ですが、顔そりの注意も必要です。
目のすぐ周りや唇などは避けて、顔全体を剃っていただければと思います。目の下や小鼻の周りなどは見逃しがち。顔を横から見たときに目立ちますので、忘れずに処理していただきたいパーツです。
今回は具体的な顔そり法を紹介します。
【顔そりの仕方】
① おでこ・まゆげ


髪の生え際を1センチほど残して額の輪郭を剃り、後はまゆげに向かって上から下に剃っていきます(逆剃りは肌を痛める原因に)。この時、まゆげの上も1センチほど残しましょう。眉の下も上から下に向かって剃ります。
② 頬・こめかみ

③ 鼻・口・あご

④ フェイスライン

顔そりにおすすめなアイテムは2つ。まず、2012年に発売した、音波振動カミソリ「bi-hada ompa」は、1秒間に約100回の音波振動によって、剃る際の抵抗が小さくなることが支持されたヒット商品です。昨年春に、より細かいプレミアムガードを搭載したリニューアル品を発売しました。電動カミソリですが、刃の部分は水洗いが可能なので清潔に保てます。

もうひとつは、先月発売になったばかりの「プリティー 敏感肌用フェイスL」。世界最小ガードを搭載しているので、より柔らかな肌あたりになっています。また、ヘッドにはプロの理容師向け製品に採用されている形状を応用し、なめらかな使い心地を実現しました。

顔剃りの後は、濡れたタオルで毛を拭き取り、化粧水、乳液と通常のスキンケアをしてください。ただし、化粧水はアルコールが入っていないものをおすすめします。
- 髙多杏子さん/貝印株式会社 広報担当カミソリなど刃物専門会社として100年以上の歴史がある貝印の広報を担当。女性用の顔そりアイテムやむだ毛処理の仕方、カミソリの使用法などに詳しい。
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