前回の記事で書いたホテルのブックカフェで出逢った、一冊。


お読みになったこと、おありですか?
2014年につくられた作品ですが、
初めて知りました。
ぜひ、です。
手にとったとき、本の帯がついていなかったので、
情報としては、
「かないくん」
谷川俊太郎作、松本大洋絵
しか わかりませんでした。
こどもも気になったので、
そのカフェでいっしょに読みました。
音読。
衝撃……
谷川俊太郎が一夜で文を書き、
松本大洋が、二年かけて描いた。という。
帯の情報だけ書いておきます。
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死ぬとどうなるの。
生きているだれもが、やがて死にます。
それは、どういうことなんだろう。
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死を扱いながら こわいわけではない。
文と絵の あまりの対峙、拮抗、融合に 打たれます。
企画・監修 糸井重里。
ブックデザイン 祖父江慎、鯉沼恵一。
情報が出てくるほど
さらに ただ事じゃない、とも感じる笑
そしてこれは、
極上の絵本であり、短編小説でもあろう。
大事にしたい一冊に出会えた、充実。
一生モノです。
百瀬でした。
◎「かないくん」には、非売品の副読本もあり、ほぼにちストアから「かないくん」を購入するとついてきます。
http://www.1101.com/books/kanaikun/
↑このサイトの、かないくんサイドストーリーもおもしろいです。

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