肩は薄くとても幅も狭く。先祖が長く畳に寝ていたDNAを色濃く受け継ぎ、背中は欧米人のようにカーヴィーではなく直線的。あ、私のことです。別に文句を言っているわけではないのですが、残念ながら、ヘインズのTシャツは似合わないなあ、と思っていました。良い意味で、これらのブランドの「肌着然」とした佇まいは、こうした体型にはやっぱり厳しい。

が~~ん(笑)。シルキーなスカートやきれいなサマーウールのパンツ。秋冬まで着られるボルドー色のスカートなど――そう、「エレガント」「オフィシャル」「先取り」が、白Tがあれば、今の時期も重くなりすぎず取り入れられるのに!

と地団太を踏んでいたら、20代の知人がすすめてくれました。RED KAPというアメリカのブランド。歴史は古く、1923年創業だそう。私はメンズのSを着ています。なぜ良いのかというと、まずデザイン。超シンプルながら、キュッと詰まった襟ぐりなどが下着に見えない! 袖や身頃のゆとりがちょうどよく、そして丈も長すぎずgood! さらに言うと、素材感。HEAVY WEIGHTとあるように、かなりしっかりした厚手の素材で、しかも、ストレッチが「効きすぎてなく」、光沢がなく、ほんの少しだけけば立った表面感がある!
もう、こんなにツボすぎる白Tがあるなんてびっくりしました。

しかも、今探したらこのサイトだと、2枚で¥1500(税抜)。はい。私も買いだめしました。

2枚セットなので、ここ数日は毎日これ。汗も吸ってくれるし、どんなボトムスとも合ってくれる。ここまで猛暑が続くと、この夏は、RED KAPのTシャツが大活躍してくれそうです。

大草 直子

  • ちょっとレトロなパッケージが可愛いですよね♡ アメリカのKマートに売っていそうな、ファンシーじゃない感じが好きです(笑)。
  • どうしても欲しくて、イタリアのサイトで買ったパンツ。サマーウールのきれいな素材と、ハイウエスト、クロップト丈なので、シャツを合わせるとオフィシャルになりすぎるかなあ、と思っていましたが、白Tなら上手にカジュアルダウンしてくれます。Tシャツ/レッドキャップ パンツ/ジャックムス バッグ/スタニングルアー パンプス/スチュアート ワイツマン
  • 昨年買って、なかなか着られずにいたシルキーな素材のスカート。どうしようかなあ、とピンタレストをサーチしていたら、やっぱりこうしたエレガントなスカートは、白Tでしょう! と早速やってみました。これなら、ドレスアップにならず、「リアルなコーディネート」として活用できそうです。Tシャツ/レッドキャップ スカート/エーピー ストゥディオ バッグ/ハワイで購入 サンダル/マノロブラニク
  • このサイズ感、絶妙じゃないですか? 体に張り付かないので、本当に着やすいです。