まだ7月だというのに、この連日の暑さ。
せめてテーブルは涼やかにしたいものですね。
昨年、夏のテーブルスタイリングのおすすめとして「ガラス」をご紹介させていただきました。

器にも温度感というものがあります。
質感や色味、厚さや用途などによって様々なのですが、夏は断然、ガラスが映える季節でしょう。
一つには冷たいものを入れて用いることが多いこと。
そして、もう一つは強い光によって輝く材質であるということです。

器の温度感_img0

長いこと私のお気に入りのガラスの器は、スガハラガラスさんのもの。
冷たいスープを注いでも、ところてんを入れても、刺身を盛っても、ワンランク上の仕上がりになる、薄く透明度が高く気品すら感じる器です。
ひとつひとつ職人さんの手仕事でつくられているそうで、同じデザインでもよくよく見るとそれぞれ表情が違います。

器の温度感_img1

もうひとつ、スガハラガラスさんのものでお気に入りの器。
料理を盛り付けるためのものですが、私は水を入れて緑の葉を浮かべるのに使っています。
日差しを受けてテーブルにキラキラと落とす影が、なんとも涼やか。
夏の小さな楽しみです。

Information

Sghr スガハラ
ちなみに、私が次に狙っているのがこの黒のグラス
黒の色付きグラスはスタイリングでもよく使うのですが、テーブルが大人っぽく引き締まってスタイリッシュな印象になります。