大人の女性だな〜って感じるのは、香りを上手に取り入れている人。
私よりもうんと年上の、“世の中にこんな美人がいるんだ”っていうくらい美人で尊敬する彼女も香水を上手につけていました。隣りに立たないと気づかないのですが、ほんの少しバラの香りがするんです。一方で、スパイシーなメンズフレグランスを愛用しているのはライターの友人。ショートカットの彼女に、とてもお似合い。
香りって、男性・女性関係なく、人と人とのキョリを縮めてくれる素敵な媚薬。単なる“距離”でなく、心の“キョリ”も。だからこそ、香りの好みやマナーなど身につけておきたいですよね。いろんな香りを試して、いつか”自分の香り”と呼べるものを持ちたいと思っています。
私がこんなに香りにハマったのも、杏 喜子さんというパフューマーと出会ったから。実は彼女、肌の匂いを嗅いでその人に似合う香りを提案してくれる、香りのカウンセラー。私も肌の匂いを嗅いでもらったのですが(笑)、杏さんいわく「長谷川さんは素の肌が甘いから、甘い香りをつけると酔っちゃいますよね」と。(確かに!)
そこで、彼女が選んでくれたのは「ダウンパフューム」の青いあじさいの香りがする「サムシング ブルー」。香りに包まれたとたん、ホッとしたのを覚えています。

その杏さんから「1年半かけてつくったボディミストが完成しました!」と連絡があって会うことに。その名は「シャーベット スパ ウォーター」。

「日本は湿気もあるし、これから汗をかくことも多くなりますよね。シャワーを浴びればいいけど、外出していたらそんな時間も場所もないし……。私でも香水をつける気分になれないな、と。でも、香りをつけてどこかへ出掛けたり、誰かと会ったりしたいですよね。そういうときにつけられるボディミストがあれば嬉しいだろうなと思い、つくることにしたんです」。
試行錯誤で完成した出来たてホヤホヤの商品。アロエベラジュース(エキス)のおかげでひんやりと気持ちよく、肌の引き締め効果もあるとか!
「ブレイド ビーチ」はベルガモット、イエローローズ、きゅうりなど青々しさがただよう香り。ポイントは貝殻のエキスを入れていること。だからなのか、海へ行ったあとに使いたくなりました。
「ジュエルサボタージュ」は、ジャスミンやローズマリーを始めとする花々にエメラルドサイプレスをアクセントにして爽やかにまとまっていました。
ふんわりとやさしく香るボディミストなら、これから活躍の場が増えそうです。素敵な香りの演出に今から楽しみです。
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