本日オープンの日本橋高島屋S.C.(ショッピングセンター)。400年以上(江戸時代が始まってからすぐ)の歴史を持つ街・日本橋に「ミモレ世代のための!」と言ってもいいくらいの大人のための新ランドマークが出現しました。先週末、一足先にお邪魔してきたので、私なりのオススメポイントを。

まずは、100を超える専門店がラインアップされた新館からご案内。まず、大きなポイントは地下1階や1階のお店のほとんどは朝7時30分から楽しめる点。日本橋近辺に住まわれている方、働かれている方を意識している営業時間ですね。さらに、本館とつながる1階のガレリアにも5店舗がオープン。この「日本橋ガレリア」は歩行者空間で道路上空には「大屋根」が設置され、公園のようにふと訪れてみたくなる新たな日本橋のシンボルになりそうです(ちなみに屋上庭園は来年の春オープン予定だそう)。
 

 新館1F(雑貨・レストラン・食料品・カフェ)

  • 生産者別のオリーブオイルやバルサミコ酢などが揃う「メゾン ブレモンド1830」。ロクシタンの創業者がウェルネスにシフトして始めたグロサリーブランドです。日本初のフラッグシップショップ。やっぱり時代はウェルネスに向かってますね〜。
  •  ユニセックスなアスレジャーアイテムが揃うので注目しているニュートラルワークスのフード型新業態「ニュートラルワークス.スタンド」を併設したアパレルゾーン。ちなみにロゴデザインは平林奈緒美さん。
  • こちらがフードゾーン。セレクトされた世界中の感度の高い食材から、テイクアウトのスタンド型のサラダカウンターなど、楽しいラインアップ。ちなみに、新館4階にはフルラインが揃うショップもあり。


1階はこの他にも、代々木の人気パン屋さん『365日』、テイクアウトメニューが豊富に揃う『KINOKUNIYA アントレ』、おかゆ専門店『CAYU de ROIS(カユデロワ)』の他、靴や服、ファッション雑貨、革小物まであらゆる修理に対応する『GMT FACTORY』がエントリー。
 

 新館2F(ファッション)

  • 職人技術が光る丁寧につくられたアイテムに注目していた『UNION LAUNCH(ユニオンランチ)』の初のフラッグシップショップ。オーセンティックでユニセックスなアイテムが好きな方は要注目です!
  • 女性らしく、こなれたデザインのアイテムが揃うので毎シーズンチェックしている『ebure(エブール)』もエントリー。コートが充実しているようなので、お探しの方はぜひチェックを。
  • instagramで咲子がレポートしておりましたが、どうやら大草ディレクター監修のノートが存在するらしい『ヴェルメイユ パー イエナ』。オリジナルもさることながら、ヴィンテージのセレクトが秀逸です♡


新館2階には、この他にも『TOMORROWLAND』『Drawer』などがエントリーされ、ミモレ世代のためのブランドが目白押し。こんなに効率よく、ゆったりと買い物が楽しめるフロア、他にありましょうか。日本橋界隈で働く方がうらやましいぞ(笑)!
 

 新館3F(雑貨・ファッション・カフェ)

桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務める『ハウス オブ ロータス』。かれんさんが旅先で見つけた民芸品やインドの繊細な手仕事のワンピースなど、とっておきのアイテムが豊富のラインアップ!
日本中の民芸品、工芸品。さらに、ブランドとのコラボアイテムが豊富に揃う『ジャーナルスタンダード スクエア』。ギフト探しに迷ったらココへ! 家具扱う『ジャーナルスタンダード ファニチャー』も併設。


この他にもホームウェアが揃う『collex(コレックス)』や北欧らしい生活雑貨が揃う『Marimekko』の他、100%国産米粉を使用したパンケーキが人気の『cafe VAVA』も。自分の暮らしに取り入れるアイディアとたくさん出合えるフロアだと思います。
 

 新館4F(雑貨・スポーツ・カフェ)

中川政七商店がプロデュースする“茶道”に着目したショップ。ショップ(見世と呼ぶらしい!)の他、稽古、喫茶という場も用意されています。オリジナルの茶道具も要チェックです!
こちら1階にもある「ニュートラルワークス」のショップ。高濃度の水素水の自動販売機も! パーソナルストレッチなどの体験型サロンも併設。オリジナル商品の他、ダンスキンやノースフェイスのセレクトなども扱っています。


この他、オーガニックコットン商品を扱う『テネリータ』、キッチン雑貨専門店『212 キッチンストア』などの他、カラダが喜ぶメニューが豊富な『HATAKE CAFE』も♡
 

 新館5F(雑貨・ファッション・カフェ)

私がこのフロアでいちばん食いついてしまったのは、かもめブックス、梟書茶房、歌舞伎町ブックセンターなどで知られる鴎来堂が、新業態として“本棚”を売るショップ「HummingBird Bookshelf(ハミングバード・ブックシェルフ)」 。本ではなく、本棚ごと発売するのが特徴です。
テーマごとの小さな本棚もあります。ちなみに、これは準備段階なので、テーマは付箋で貼られていますが、正式にはプレートになるそうです。「ポストイットのままでも可愛くないですか?」と不躾ながらに思わずお伝えしてしまいました! ユニークなプレゼントをお探しの方、ぜひ!

この他、ハンカチや靴下など日本職人の繊細な手仕事から生まれる『OLD FASHIONED STORE(オールドファッションドストア)』、大人のためのステーショナリーショップ『TOUCH & FLOW(タッチ&フロー)』、D.I.Yのアイテムが揃う『DULTON(ダルトン)』など、ユニークなショップが揃います。とっても解放感があるスターバックスも入っていますよ。
 

 本館1階

本館1階には、体験・施術、学び・集い、ショップの3ゾーンで構成された『ベルサンパティック』。自宅でセルフケアができるようになるメイクレッスンやセミナーなどが随時開催予定とのことです。世界中のレアなブランドのコスメともたくさん出合えますよ! ちなみに、早速、Ukaがプロデュースする施術ゾーンでヘッドスパの予約を入れてしまいました(苦笑)。
 


 本館6F 

タイユヴァンが手がけるワインショップ『レ・カーヴ・ド・タイユヴァン 東京』がオープン。初のカフェ&バーが併設されており、食とワイン(20種のグラスワインが随時用意)の調和を体感できる場としても! 今月30日までは、オープニングフェア期間限定で、ワインペアリングを楽しめるそうです。


この他、本館では、地域最大級の婦人靴フロアが3階に、ランジェリー売り場が4階に誕生。もちろん、地下のフードフロアも、百貨店初、関東初となるブランドが目白押し。個人的には、日本橋高島屋の和洋菓子バイヤーさんが薦めるギフトに特化した洋菓子セレクトショップ『THE BEST CHOICE』に注目しています。東京に店舗を持つ老舗からトレンドまで約20ブランドのお菓子がブランドの垣根を超えて詰め合わせができるとこのこと! 

いかがでしょうか? ちょっと敷居が高く縁遠かった日本橋が、グンと自分ごとに引き寄せられた気がします。かなり慌ただしく取材をしてしまっため、すぐにゆっくりと再訪したいな、と思っております。

百貨店の元気がなくなったというニュースばかりを聞きますが、都心の百貨店の大逆襲なるか! 日本橋の新しいランドマークの動きに注目ですね。

今日のお品書き
熊倉正子さんのウェディングでのおよばれ服。もちろんヨーロッパのドレスコードなので、日本とは多少違うところもありますが……黒(そのかわりアクセサリーたっぷりめ)で臨みがちな私は、「主役たちに華を添える装いをもっとしっかり考えねば」とドキッとしてしまいました。