実際にオーガニックコットンのナイトドレスを作り、着始めて3ヶ月後くらいから、からだに変化がで始めました。からだの疲れが取れ始め、体調が良くなり元気になってきたのです。
マッサージを卒業するほど、からだがゆるんできた
30代の私のご褒美はいつも通っていたホテルのスパ。そこでマッサージを受けるのが大好きだったのですが、ある時から施術が物足りなくなってきたのです。以前は終わると「このまま寝たい」というほど、だるく起き上がれないほどでしたが、ある時から施術が終わったらすぐにパワーがみなぎるように。マッサージ自体も気持ち良さが半減し、どうやら自分が元気になってしまったようなのです。その頃、自分の中でいろんなことが繋がり始めました。例えば料理。通常、素材には味付けといい、いろんな調味料を加えて味をつけていきます。しかしマクロビオティックでは少しのお塩で野菜や素材の甘さや旨味を引き出していきます。ヨガは疲れたこころやからだを呼吸とともにデトックスし、終わった後には生命力がチャージされます。サーフィンでは波に洗われることで自分がリセットでき、元気になる。つまり何事も、素材の持ち味を最大限に引き出すためには、引き算でいいということ。夜中にこってりとした焼肉ではなく、軽く消化がいいものを食べたほうがいい。ひとは疲れた時に、何かをインプットするのではなく、引き算によって、その人の美しさや本来の治癒力が生かされるのではないか? そう気づいたのです。
癒しは外に求めるものではなく、自分の中にある
ひとは疲れると「マッサージに行きたい」「温泉に行きたい」「高級な美容液が欲しい」など外に効果を求めがちです。しかし、実は逆。何かをインプットするのではなく、引き算をして自分の中の治癒力を最大限に引き出すことが一番の健康法であり美容法なのです。体にいい食事を、きちんと消化できる量だけいただき、深く眠ること。ひとの元気の根本は「睡眠」であり、質が高く、深く眠れていれば、おのずとホルモンの分泌が促されます。すると肌が綺麗に、脳がストレスを発散し、疲れを取り去り、明日への活力を養う。私がたまたま気持ちいいと作り始めたオーガニックコットンのパジャマは、やわらかな肌触りが寝返りを打つたびに肌にこすれ、脳から幸せホルモン、癒しのホルモンの分泌を促してくれる。知らないうちに、寝ているだけで疲れを取ると同時に、元気をチャージしてくれていたのです。私がマッサージを卒業できた理由はどうやらからだがゆるんで、睡眠が深くなったおかげだったことがわかりました。
ストレスフルな現代社会は深い眠りを手にするための努力が必要
いつもSNSや携帯を見ていて情報過多になっている私たちの生活。ベッドでスマホをみるなど、頭がハイパーな状態が続いています。夜、自分だけのくつろぎの時間を過ごし、眠るために、からだへ切り替えのサインをおくってあげることも深く眠るためのコツ。その入眠アイテムの一つとしても、やわらかな肌触りのナイトドレスが役に立つのです。
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