鍋の話題が続いているので、今日は鍋敷きと卓上コンロをご紹介。
鍋に敷かれているとはいえ、意外と見えているのが「鍋敷き」と「卓上コンロ」。

鍋は熱々で最後に登場するので、それまでテーブルのに上は鍋敷きor卓上コンロが並んでいるわけです。古い新聞やら読み終わった雑誌が鍋敷きの代わりに並んでいたら、出てくる鍋料理への期待値が下がりそう……。

せっかく美味しいお鍋料理を食べるなら、登場するまでもワクワクするような鍋敷きや卓上コンロを用意したいものです。

私の十数年来愛用鍋敷きは、本間数勇商店(ほんまかずおしょうてん)さんの「わら鍋敷き」

 

昭和25年創業以来国産材料で職人さんが作ってきた鍋敷きで、厚みがあってテーブルを鍋の熱から守ってくれるし、どんなものでもしっかりと支えてくれる抜群の安定感。

そして、用のものの美しさを感じさせるデザインも秀逸です。本物のスタンダードって古さを感じさせないんですね。

それから、フィンランドのmajamoo(マヤムー)の「ポットスタンド」

北欧らしいすっきりとしたデザインと、大きなものでもずれたり落ちたりしにくい機能性が気に入っています。こちらは廃版になってしまって今出ているものだけなのだそうで、気になった方はお早めにチェックしてみてください。

あとは、二上さんのFUTAGAMIブランドから出ている「真鍮の鍋敷き」も好きです。

 

真鍮だけど、テーブルに触れる部分はビニールでコーティングされているという心遣いの細やかさも◯。ギラッとしすぎない抑えた派手さがあるのがcoolです。

金属系だと南部鉄器の老舗、OIGENの「トリペット」もいいですね。

 

がっつり頑丈なことと、シンプルで無駄のないデザインがステキです。

特にOIGENは私はアトリエで愛用していて、やっぱり黒い鉄鍋や南部鉄器の鉄瓶を乗せたると本当に美しい!

卓上コンロのボンベ部門では、デザイン的にはIWATANIがダントツでしょう。

スッキリ&スマートで、私も撮影用(主に調理シーン用)に数台持っています。性能的にも言うことなしで、火力もバッチリ。テーブルの上で鍋料理がステキ&ストレスなくおいしく作れて、IWATANIに感謝です!

IH派の場合、鍋によって使える/使えないがあるのでその点はしっかりご確認を。

パワーは1000wくらいあると「まだ煮えないー」というイライラがなくていいと思います。あと、見落としがちなのが「静音性」。耳に聞こえるような聞こえないようなブォーとかニーーとかいった微妙な音やモーター音はちょっとしたストレスになりがち。パワーがあっても音が静かなタイプがオススメです。チャイルドロック機能やタイマー、とにかく機能が充実しているのもIHならではなので、それぞれの環境に合わせてお選びください。

個人的には、黒くて薄くてシンプルなものがいいなと思っていて、今はMAINTSさんのホットトリペットを検討中(ちょっと予算オーバーだけど)。卓上IHはコードが邪魔だな・・・と思いつつ、スタイリッシュなデザインのものが多く小さな子供がいるわが家としては火を使わない安心感は魅力的です。

 
(この記事は2018年10月21日時点の情報です)