ポルトガルの自宅のベッド。

私にとって一番幸せを感じる瞬間は、月曜日にベッドのシーツを交換した日、そのベッドに滑り込んだ時です。
ベッドマットレスとピローへのこだわりはもちろんのこと、私のベッドリネンに関しての異常なこだわりは、友達に言わせればアディクト。
パリで友達や家族から電話がかかってきた時に、「今どこ?何しているの?」と聞かれて、「ベッドリネンのお買い物」という私の答えの多さに、「またシーツショッピング!?」と呆れられています。
どこに行っても、ベッドリネン売り場には必ず立ち寄るのです。

ポルトガルの自宅のゲストルームのベッド。

同じくゲストルームのシングルベッド。

定番はイヴ・ドロームのAthena Cotton Percale 500TC。このコットンが私には一番心地よいのです。これより柔らかくても硬くてもいけないのです。
フレッテなどは私の好みではないのです。コットンのちょっとシャキッとした感覚が必要なのです。
それはメンズのシャツへのこだわりと似ています。
イヴ・ドロームのシーツで育った息子たちも「これには変えられない」と言っています。
これにDescampsSFERRA(スフェラ)のピロケースでコーディネートするのが、楽しみの一つでもあります。

どうして、 私の週1回のシーツ替えが月曜日になったのか。
新しい週の始まりということもありますが、マンディブルーを少しでも和らげたいから。
週の始まりのタフな1日を終えて、大好きなベッドに滑り込んだ時の幸せなこと!言葉では言い表せません。

祖母からもらった、すべて手作りのフランス製刺繍のベッドリネン。これは私のお誕生日の週とクリスマスの週にしか使いません。

このベッドメーキングに必要なのは、洗濯。
コットンの品質を守るためにも40℃以上のお湯では洗わない、洗剤もエコベールを使います。香りも大切な要素です。
ポルトガルに引っ越してきて最初の週、シーツをクリーニングに出したのですが、戻ってきた時のひどい香りに驚き、そのまま自宅の洗濯機に入れたくらいです。

どこにいても愛用している洗剤。

洗濯の後は、きちんとアイロンがかかっていることも大切。それもスターチなどは一切使わずに、スチームで綺麗にアイロンがけを。
そのためにも、アイロンはブラウンCareStyle 7 Proを使っています。とは言ってもハウスキーパーにお願いしているのが実際のところです。
でもこのアイロンのおかげで、通常の2倍は早くアイロンがけができるのです!

ベスト・インヴェスメントのアイロン。

毎朝まず起き上がったら、自分でベッドメーキングをしてから毎日が始まります。数分でもベッドが乱れていることが耐えられないのは、ちょっとマニアックを通り越しているかもしれません!