高校生3年生の頃、よくスタバで勉強をしていました。塾に通っていなかったので学校が休みの日に自習する場所がなく、自宅でやると気が散る…ということで、友達と一杯のキャラメルマキアートで何時間も居座って…ごめんなさい。

大学生になっても、勉強デートはよくやっていました。「いか東」(いかにも東大生、と揶揄する言葉)と言われそうですが、恋人と図書館でお互い試験勉強をしたり、どこかに行って本を読むというのは普通。下手すると当時の彼氏は映画を一緒に見に行って、待ち時間とか電車の移動時間に英語の論文を取り出して読む人だったので、私も必ず本を偲ばせておいてよく読んでいました。

子どもの付き添い時間、オトナはどう楽しむ?_img0
 

結婚しても夫は飛行機や旅行先でも新聞やPCを開いていますから、あまり近くにいる人も、やっていることも変わりませんね…。私も人のことが言えなくて、子どものイベントに付き添っていると結構時間がなくて、本を読んだり、仕事をしたりする時間を何とか捻出できないかなと考えていました

そこで、つい先日。6歳の息子だけが学校休みの日、息子の友達ママと、息子たちをシンガポールにある(日本よりもかなり空いている!)キッザニアに連れて行こうということになりました。いざ連れて行ってしまえば、息子たちは2人で走り回りつつお仕事体験をしてくれるので、彼らの場所に移動して付き添っていれば、20-30分ずつ私たちにはフリータイムが何度も何度も、一日中訪れます。

これまでそういうときは、特に知り合って間もないママ同士では色々とお話することも次から次へと出てくるのでおしゃべりに花を咲かせてきたのですが、何度か遊びに行っているお相手、そして切羽詰まってきた仕事…という状況で約束をする前に、恐る恐るお伺いをしてみました。

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「私…、子どもたちに付き添っている横で、パソコンをカタカタやっていてもいいでしょうか…」と。

子どもたちも大勢のほうが楽しいかもしれないし、もしあれだったら他の母子も呼んで、他のママさんとおしゃべりしてもらっていたほうがいいかしら…とか、やはりその状況だと別の日にしましょうかとなるかな…とか色々と考えあぐねた末の発言でした。

そうしたら!なんと!お返事は。

「じゃあ私も、円佳さんがカタカタしてる横で中国語の勉強してようかな~」。

……!懐かしの勉強デート的な!!!子どもの付き添いしつつ、ママたちはそれぞれ各自好きなことをする!これ最高じゃないですか。

楽しみに迎えた当日、そのママ友さんはご自身の取り組む中国語のテキストとクッキーを持ってきてくれました。子供たちの居場所が確認できるフリースペースで、コーヒーとクッキーをつまみながら、交代で子供を見たり、作業したり、おしゃべりしたり。とても充実した時間を過ごしました!これ、またやりたい!!

もし、ママ友付き合いが苦痛とか、苦痛ではないけど毎日話しててもう話すことないよ、とか、どちらでもないけど単に私のように仕事や何やらに追われていて「あー本当は今あれをやらなきゃいけない…」と思いながらそれを押し隠している…とかいう人がもしいましたら。ちょっと失礼と思われるかもしれないけど、お相手に聞いてみてはいかがでしょうか。皆にとってWin-Winという関係が、意外とすぐそこにあるかも。