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50代からのおしゃれ学。冬に「色」を上手に取り入れる3つの方法

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自分の定番スタイルは決まってきているし、体型が変わってきて着る服は似た形ばかり……という人も多いはず。年齢にこだわらず、自由にファッションを楽しむコツは何なのでしょう? 服飾ディレクターの岡本敬子さんのファッションには、彼女なりのルールやコツが散りばめられています。まったりしがちな冬のコーディネイトに変化をつけるための「色」の取り入れ方をレクチャーいただきました。

①冬小物で「色」

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手袋、ストール、帽子……冬小物で「色」をさすのがいちばん難易度が低いのでオススメです。ストールは首にぐるぐる巻いた時にタッセルやフリンジがついているものを選ぶとザックリ巻いてもサマになりやすいですし、スタイリングのスパイスにも。帽子はベレー帽がおすすめ。年齢を重ねて、ニット帽がカジュアルすぎる気がしている人は、ぜひトライしてみてください。ヘアは下のほうでタイトにまとめ、上にちょこんとのせるだけでOKですよ。

 

②アクセサリーで「色」

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アクセサリーは大振りで色が綺麗なものを選ぶようにしています。ボリュームのあるカラフルなビーズのネックレス、プラスティックの太いバングル……身に着けるだけで全身がパッと明るくなる、自分を元気にしてくれる色を選ぶとよいでしょう。カラートーンさえ揃えてしまえば、異素材をミックスして重ね付けしても意外とすんなりまとまってくれます。

 

③インナーに「色」

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黒、ネイビー、グレー、茶色……冬のワードローブはどうしてもダークなカラーが増えがち。そこで「全身をみてメリハリがないな」と感じた時は、まずインナーに鮮やかな色を取り入れてみてください。どんなダークカラーとも相性が良いので、鮮やかな「赤」と「青」のインナーをそれぞれワードローブにエントリーさせておくと便利ですよ。

岡本 敬子

アタッシェ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun

 

『好きな服を自由に着る』

岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)


流行りのものを追うだけが、お洒落じゃない。着心地が良くて自分が本当に愛せるものを、いつでも気持ちよく身にまとう。そんな大人は、いつだって楽しそうで、かっこいい。ファッション業界にもファンを多数持ち、あこがれの的であるアタッシェ・ドゥ・プレス 岡本敬子さんによる、初のスタイルブックがついに完成しました。天気や日差しによって着るものを決める。色や柄は大胆に使う。小物をピリリと利かせる。動きやすく快適、だけど上品。めくるめく敬子流コーディネートをたっぷり詰め込んで、ページをめくるたび、ファッションがもっと好きになる1冊です。

文/ミモレ編集部
撮影/馬場わかな、岡本敬子

・第1回「こなれた雰囲気を醸し出す冬小物3選」はこちら>>
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