『無罪モラトリアム』、いや『街角トワイライト』をイメージしたタイトルをつけてみました編集部 大森です。

週末、帰省し、田植えをしてきました。弟が棚田の共同オーナーになったためです。田植えにいたる、草刈りや育苗などは弟にまかせきり。田植えというメインイベントだけに顔を出す不届き者です。

実家から車を走らせること15分。鳥のさえずりと蛙の鳴き声に包まれた山間の棚田です。夏は蛍も。

『あまちゃん』における足立ユイちゃんばりに田舎から飛び出したくてたまらなかった私。大学で上京してから長い年月を経て、東京生活のほうが長くなって数年。まさか、自分の故郷の風景に心底ホッコリし、しみじみと「いいとこだな〜」と、田植えをしに帰郷するようになるとは……。遠洋漁業の漁師をしている『あまちゃん』(しつこいですね)の忠兵衛さんが、「世界中に赴くのは自分の故郷の良さを再認識し、それを故郷に残る大切な人に伝えるため」……というようなことを言っておりました。もしかしたら、私もそうだったのかもしれないな、と。

地元の農家の方に田植えの仕方をレクチャーいただきつつ……。熊手のようなものは、ラインを引く道具。これでまっすぐラインを引くことで曲がらずに田植えすることができます。
腰は砕けそうになりましたが、感慨深い! 新米を食べるのが今から楽しみです(稲刈りまでのいろいろな世話は弟に丸投げ! 持つべきは従順な弟!)

そして、最後に……編集長、私、畦道で、トレンドのデニムonデニムです! 

作業着として生まれたデニムの出自を考えると、これこそがデニムがいちばん映える場所!