さて、今年は初めて、ポルトガルで過ごすクリスマスです。
子供達はそれぞれ23日、NY、東京からやってきました。
私は13日にポルトガルに戻ってきました。
10月の末にガーデナーにお願いしておいたツリーは、すでにリビングルームのブックシェルの前に置かれています。
アメリカのような立派なツリーとはかけ離れた、なかり細身の木に苦笑です。
ポルトガルのクリスマスでもう一つ新たに加わった習慣が、新しい枝のユーカリを切ってきて、大きな花瓶にいけること。
ユーカリのとてもいい香りが部屋中にほのかに漂っています。
もし何年か後にこの国を離れたら、この香りが思い出となるでしょう。
焼き栗は片面に１.５cmくらいの切れ目を入れて、180度のオーブンで38分くらい焼くだけです。
オーブンから出して少し経てば、簡単に指で押すだけで、きれいに皮がむけて美味しい栗が出てきます。
栗はヨーロッパではこの時期、どこのスーパーマーケットでも売っています。特にポルトガルではもっと頻繁に見かけます。
ホットワインは赤ワイン（高価でないもの、あまり好きでない頂き物のワインなどどれでもいいものを１本）、今年は庭から採ってきたオレンジ２個（皮ごと使うのでオーガニックなものを）、同じく庭のレモンを半分、クローブ10個、シナモンステック３本、これにコアントローを大さじ２杯、すべて鍋に入れて、煮立たせないように気をながら、弱火で20分くらい火にかけて出来上がりです。
ホットチョコレートは私の場合、カカオ75％のチョコレートにアーモンドミルクを少しずつ入れて、最後に少量のメープルシロップとオレンジの皮を少し加えて完成です。ホットワインを一緒に作っているときは、ホットワインの中のオレンジを少量入れます（ちょっとアルコールが入るので小さい子供には気をつけて）。
あと、クリスマスに欠かせないデコレーションはポマンダーボール（匂い玉）。
まずは吊るせるようにオレンジにリボンを巻き、その周りをクローブを差して埋めていくのです。ドアやコーヒーテーブルの上に飾ります。
私は多めに作って、12月のホリデーディナーなどのお呼ばれの際に、お土産の一つとしてチョコレートなどと一緒に持っていきます。
あとは12月中、大好きなクリスマスソングを朝から寝るまで。
朝のランニングの間も、車での移動中も！しかし、現在の夫にはかなり嫌がられています。
Spotifyならプレイリストで、朝にはクリスマスソングの穏やかなピアノの旋律で始まり、大好きなレディー・ガガのクリスマスソングまで流れ、一日中幸せな気分です！
- 1
- 2
Comment