新年のガトーはバナナとピーカンナッツのコラボレーション

皆様、新年明けましておめでとうございます。如何お過ごしでしょうか?
日本にお住まいの皆様はこの三連休、何かと忙しい年末年始を経て、ホッと一息疲れをリセットされた方も多いのではないでしょうか。

日本では新年の挨拶は松の内までとされていますが、フランスでは1月いっぱい、誰もかれもがBonne année! Meilleurs vœux ! 新年おめでとう!良き年をね!と挨拶を交わします。
お馴染みのお客様に、あれ?HirokoにはもうBonne année!って言ったっけ?まぁいいや、何度言っても良いもんだからね!なんて、両ほっぺにチュッチュッとするフランス式の挨拶、Bisousビズー付きで、何度も何度も新年の挨拶を。
エピファニーのお祝いにガレット・デ・ロワを頂き、家族の健康と幸福を願う1月第1週目の日曜日が過ぎた頃、クリスマスからお正月にかけてのホリデーシーズンがようやく終わりを告げます。路上には無残に捨てられたもみの木があちらこちらに。この季節の風物詩です。

1月6日のエピファニーに頂いた美しいローズプラリネのガレット・デ・ロワ。美味しかったなぁ。

冒頭の写真は、弊社アン・ディマンシュ・ア・パリの新作、1月のタルトレット。
ノワゼットのビスケット生地にバナナのコンフィ、そしてトップの生クリームにはピーカンナッツのプラリネがたっぷり隠されており、ナイフで切り分けるとプラリネのソースが流れ出します。新しい年が平和な河の様に流れます様に、とのニコラシェフの新年の願いが込められています。

今年2019年は私のフランス滞在10年目を迎えるアニバーサリーイヤー。昨年が良きも悪しきも素晴らしい一年だった事もあり、更なる期待と思いでパンパンに膨らんだ心。興奮気味で迎えた大晦日Le réveillon de la Saint-Sylvestre。あれもしたい!これもしたい!もっともっと!と甲本ヒロトさんの歌が聞こえてきそう。

新年、急に変わった空気感を敏感に感じとった私に、予期せず降って沸いた言葉は、「シンプルに生きる」。スーツケースひとつでフランスに降り立った10年前、今やトラック1台分にも膨らんだ私の荷物と同様に、いささか複雑になってきたフランス生活を原点回帰。Vivre tout simplement !
健康で、好きな仕事をして、ただただ愛に満ちた生活を送るのだ。敢えて肯定文で書いた新年の抱負。今年も沢山の素敵な事をミモレッタの皆様と共有出来たら幸いです。