先日、こっそり(!?)、45歳になりました。

ミモレをスタートさせる時、キーワードのひとつに据えたのが「45歳」でした。いわゆるターゲットではなく、あくまでキーワード。「未熟と成熟の間」という意味を込めて、大草ディレクターと設定しました。

それを決めた時、私は、まだ41歳。「ほ〜、45歳か〜」なんて、まるで他人事。はるか遠い未来だと思っていたのですが……思わず唖然とする早さで、その未来が足下に。

誕生日の前日、ジャネット・ジャクソンのライブを観に日本武道館へ。人生最初の洋楽のライブはマイケル・ジャクソン。だからというわけではないのですが、自ずとジャネットにも思い入れが。

アンコールなし、90分1本勝負。幾度となく観ているジャネットのライブ。年齢を重ね、円熟味が増したダンス。相変わらずのキュートなハイトーンボイス。デビューから約30年。時代を超えた楽曲の数々に興奮する一方で、「あ〜、この曲が流行っていた頃、あ〜だったな、こ〜だったな」と、感慨深くもなり。


ライブの終盤、ジャネットがスッと片手を顔の前に上げました。指を1本ずつ折りながら「5、4、3……」とカウントダウンを始めた瞬間、ブワーッと鳥肌が!

高校生の時聴いていた「リズム・ネイション(1989年)」。あの頃の記憶がフラッシュバックするとともに、冷静になってみると、あれから30年が経っているという事実に驚愕。信じられない……。




若気のいたりな話をするならば、今から約20年前。7枚目のアルバム『The Velvet Rope(1997年)』が発売された時、「これだ!」と思った私は美容院へ。意気揚々と美容師さんに「このジャネットのようなスパイラルパーマをかけてください」とCDジャケットを見せたのでした。「結構細かいスパイラルパーマだよ。会社は大丈夫?」と心配そうな美容師さんに「大丈夫です!」と元気よく返事。結果的に、細いロットを巻き付けていかねばならないジャネット・スパイラルにはとてつもない時間を要しましたっけ。

大好きなアルバム。『Velvet Rope』


(思いっきり精度が低い)『リズム・ネイション』のモノマネをして、ケラケラと笑い転げていた高校生の私。※余談ですが、和田アキ子さんはテレビ番組の『かくし芸大会』で精度の高い『リズム・ネイション』のモノマネしてたよな? と思い出し、動画を検索したら、ありました! 不意に感動。 衝動でヘアスタイルを激変させた社会人なりたての私。そして、現在の私。

なんだか、(中身は)まったく変わっていない……ような!?

45歳。まだまだ「未熟と成熟の間」をいったりきたり。精進の一年にしたいと思います。

今日のお品書き
石田ゆり子さんや篠原涼子さんなど、女優さんやモデルさんからの指名が絶えない、ヘア&メイクアップアーティスト岡野瑞恵さん。昨年後半、ロケなどがたてこみお休みしておりましたが、私からの執拗なまでの(笑!?)ラブコールで連載が大復活いたしました! もちろん、マッシュもご登場♡ 岡野さんから、どんな美容tipsが聞きたいですか? どんどんコメントをしてくださいね!