宿泊先のVilla Florは写真で見た通りのセンスのいい外観で、すぐに発見。
2つのドアを開けると、ナチュラルビューティなオーナー、ラディナと愛犬がお出迎え。アートコレクターで画家のジュリアン・シュナーベルの古くからの友人でもあるというだけに、彼の作品がレセプションでもあるデスクの横にも。ジュリアンの長女ローラもちょうど滞在中で、彼のドキュメンタリー映画のインタービューシーンはここのホテルで撮影されています。
今回のもう1つの目的は友人のジョルジオ・ペースが始めた、コレクターのためのコレクタブルデザインの展示会に行くこと。
中でも今回、私が欲しいものだらけだったのはAngela Weber Mobel。チューリッヒにあるギャラリーで、オーナーのアンジェラの素晴らしいセンスで選ばれた家具はもちろんのこと、フィンランドの陶芸家、ビルガー・カイピアイネンの作品は絶対に欲しかったのですが、私が行くちょっと前に買い占めた人がいました。
Chesa Plantaは今回の会場ですが、ここの歴史的建物はまさに山荘の美を収集した場所。インテリアに興味をお持ちの方は一度は訪れてみてください。
ランチは毎日ホテルレストランであるサラストラインズに集合して、まずはおすすめの4種類のチーズのピザをみんなでシェア。ミラノ風カツレツも絶対です。お天気のよい日にはテラスで。太陽を浴びていただくホワイトワインも、スキーの後の乾いた喉には最高の美味です。
お昼のデザートはスキップして、サンモリッツの有名なティーサロン、ハンゼルマンでアールグレイのミルクティーを。普段はミルクを飲みませんが、スイスのものは格別です。さらに普段なら絶対に食べないカスタードクリーム入り揚げパンも、毎日の楽しみ。
Dortaはまさに山のレストランでここのチーズフォンデュは欠かせません。こんなに!という量でも、ここのものはなぜかヘビーでなくいただけます。
Chesa Vegliaはクラシックな雰囲気のまさに正統派レストラン。シックな山荘ならではのインテリアで、特にデザートのアップルフランベは熟練されたウエイターが10分以上かけて、目の前で作ってくれます。
サンモリッツでのスキーは12年ぶり、スキーは2年前のニセコ以来でちょっと不安もあったのですが、無事に転びもせずケガもなく1週間を過ごせました。
もっと不安だった雪道の運転、帰りの峠も乗り越えて、無事にマセラティもダメージなく戻せました。
特に週末は素晴らしい青空の下、前の夜に降った雪もあり、最高のコンディション!また来年もみんなでここに集まることにして、私の今年のスキーシーズンは終わりました。
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