国連の広報センターがFacebookで投稿し、たくさんシェアされたCOP24(気候変動枠組条約第24回締約国会議)での昨年末のスピーチです。登壇したのは、15歳(当時)のグレタ・トゥーンベリさん(スウェーデン)。彼女は、環境やジェンダー問題などに取り組むClimate Justice Now!の代表も務めています。
私はこちらを見て、ひとりの大人として、本当に耳が痛かった……。
以下、抜粋です。
「不人気をおそれ、環境に優しい永遠の経済成長を語る人や今の惨状を招いた間違った考え方を押し通すことだけを主張する人がいます。こうした考えにブレーキをかける時がきているのにです。
真実を語れない未熟なみなさんがその負担を子供に課しているのです。しかし、私は自分の人気よりも自然正義や地球の生命を大切にしたいのです。
(中略)2078年、私は75歳の誕生日を迎えます。もし、子供がいれば、その日、彼らは皆さんのことを私に尋ねるでしょう。手を尽くす時間が残っているうちに、なぜ何もしなかったのか、と。
子供を何より愛していると言いつつ、皆さんは子どもの未来を奪っています。
(中略)もはや言い訳の余地はなく、時間の余裕もありません。変化は、いや応なく訪れることを伝えにきました。普通の人々こそが、真の力を発揮できるのです」
3分30秒の動画です。ぜひ、ご覧ください。
今日のお品書き
世にあふれる「理想の親」幻想のプレッシャーについて。作家・西加奈子さんのインタビューを読み、大きく首を縦にふってしまいました! 大人になって子供の頃想像していた立派な大人にはまったく程遠いことに愕然としたことは誰しもありますよね? あれ、ありませんか? 私はものすごくあるのですが(笑)、ぜひ、インタビューをご一読いただき、公開される映画『まく子』も楽しんいただければ、と!
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