ファッションブランドと社会貢献のかたち

そもそもは、シンプルでタイムレスなデザイン。上質な素材感、ニュアンスカラーの色合いのワンピースに展示会で一目惚れ。それが私とObakkiの出会いでした。サラリと羽織って下にはレギンスやスキニー、はたまたワイドパンツなど、手持ち服とのコーディネイトもたくさん思いつき、さらには、編集長になり、リラックス感がありつつも、“きちんと見え”するワードローブを揃えたくなっていた時だったので、とても自分の気持ちに合った一着だな、と昨秋に入手。

• 下にタートルネックを仕込めば、真夏以外は活躍できそうなところがGOOD。ボタンを上まできちんと留めても可愛いです。
• 昨年の夏木マリさんとの登壇でも着用いたしました♡ サラリと気持ちよいシルク100％です。両サイドにポケットあり。
• たっぷりとしたコノ量感が好み。調べたところグウィネス・パルトロウやケイト・ハドソンも愛用しているそうです。

そして、その後、ブランドのHPやInstagramなどをチェックしたら、こちらのブランドにはアパレル販売以外にも核なる活動があることが分かりました。本国での商品の売り上げのほか、チャリティイベントなどで得た収益を、発展途上国への支援に充てているObakki Foundation (オバッキ財団)の活動です。

 

 

 

 

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Contaminated water was collected to drink before the Obakki Foundation drilled a water well in her village.

Obakki Foundationさん(@obakkifoundation)がシェアした投稿 - 2018年 7月月22日午後6時06分PDT

年に3〜5回の頻度でデザイナーのトリーナさん自身が現地に赴き、現地との関係性を築きながら南スーダ ン、カメルーン、ウガンダ地区を中心に支援活動を実施。 衛生面向上、砂漠の緑化活動、子供たちの学力支援、女性たちの地位向上支援など、活動は多岐にわたっています。

今まではセレクトショップでの取り扱いだったObakkiが３月６日〜12日まで伊勢丹新宿店 本館４階＝センターパーク/ザ・ステージ＃4 でポップアップをするとの情報をキャッチしました。過去から未来へと道を切り開いていく持続可能な社会を見据え、サスティナブルな考えにファッションの視点からフォーカスをした「Past Present Future」というテーマなのだそう。

ポップアップでは、Bidi Bidiで暮らす女性たちが描いた「現在・過去・未来」を表すシンボルをプリントとして使用したカプセルコレクションもラインアップ。さらに人気ブランドのレ・ブリカ・ブラックやアオドレス、TETO ceramic.イシイ ケイイチ、マメロンとBidi Bidiモチーフとのコラボレーションも！

• 私が一目惚れしたレ・ブリカ・ブラックのワンピース。
• シルエットがどストライクなアオドレスのコートは……
• 裏地がBidi Bidiモチーフ♡

もちろん、Obakkiの最新コレクションが一堂に会します。今までは、いろいろなセレクトショップで少しずつしか見られなかったので、嬉しい♡

ポップアップ期間中は、消しゴムはんこのワークショップもあるそうです。

オバッキ財団の活動は現在、職業訓練を拡大することに注力していると言います。「支援は、人生を再構築したい人々、自分たちの手で人生をやり直したい人々のサポートが基本となっているので、具体的な例は挙げづらいのですが、今は支援企画の幅を拡大している段階です。ドネーションを寄贈してくださる団体も増え、これからも情熱を持って活動し続け、少しでも変化をもたらしたい」(トリーナさん)

自分のおしゃれが、結果的に誰かのためになっているなんて、とっても素敵なことだと私は思うのです。アパレルブランドのこうした動きに、今後も注目していきたいと思います。