人生の岐路に立っているのかも… 写真:Joseph Gruenthal

子育て、仕事、生活環境…アラフォー世代の“暮らし”には“悩み”がつきもの。
そんな悩みが少し軽くなるアドバイス、お届けします!
(※この記事は連載の一部です。バックナンバーは画面下の【関連記事】から)

今回は“起業”に関するお悩み。アラフォー世代になると自分の生き方・働き方を見つめなおす人も…。しかし“起業”にはリスクも付きもの。大人だからこそ、簡単には踏み出せない、そんなお悩みに「mi-mollet(ミモレ)」コンセプトディレクター・大草直子がお答えします。

【お悩み】新しいことを始めたいと思っています。起業についてどうお考えですか?


体調を崩し、金融機関勤務を休職中です。8ヶ月間休み、その中で本当に自分がしたいことは何だろうと考え、模索。洋服が大好き。かわいいもの、かっこいいものが大好き。子どもは小さいけれど...自分の裁量で仕事したい。洋服のセレクトショップを開きたい!という夢にたどり着きました。昔から漠然と抱いていた、自分で何かをしたいという思いも溢れ出てきました。

私の中では洋服=大草さん、mi-mollet=人生の岐路、のように思えて、自分と重なりました。新しいことを始める勇気、今のところみなぎってます。いかがお考えになりますでしょうか。(WD)

A. 本来の自分に戻るタイミングなのかもしれません。ご自分のペースで夢を叶えてくださいね。(mi-molletコンセプトディレクター 大草直子)


WDさんのパワフルなイメージが、行間ににじみでていますね。先日、仲の良い友人と話していたトピックがぴったりなので、ご紹介させて頂きます。

WDさんはおいくつなのでしょうか。
私は自分ではなんとなく、サッカーでいうハーフタイムのような気持ちでいます。人生の前半戦は終わり、後半戦を戦う、そして楽しむために作戦を練り、英気を養っているタイミングです。そんなハーフタイムに、人は、本来の自分に戻るのではないか――それが、私たちのトピックでした。

積極的で人前で話したり歌ったりするのが好きな人は、その積極性や明るさに立ち戻り。女の子らしさがチャームだった人は、その原点に帰る。
年齢を重ねるにつれ、例えば仕事のキャリアや毎日の忙しさが、そのピュアな美点を押し隠してしまうのかもしれません。

WDさんのお話を伺って、もしかしたら、私たちが話している内容と同じなのではないかな、と思ったのです。
服が好き、おしゃれが好き。そして、それを自分だけで楽しむのではなく、人に伝えたい、シェアしたい。そんなサービス精神も出てきたのかもしれませんね。

最初は、ウェブストアで始められるのも良いかもしれません。誰もがウェブ上に個人商店を開けるようなサイトもありますので、ぜひご自分のペースで、夢を叶えてくださいね。
私たちも応援しています!

大草直子

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。2015年1月よりWEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」の編集長、2018年7月には、ミモレのコンセプトディレクターに就任。 近著に 『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)がある。プライベートでは3児の母。

(この記事は2015年4月7日の再掲載です)
構成/佐々木奈々子

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