前回星野リゾート OMO5 東京大塚の「おこもり滞在がおすすめ!」と熱弁をふるってしまいましたが……

大塚という街が熱すぎる! ※大塚はJR山の手線の池袋駅の隣の駅です。

というわけで、

やっぱり街に繰り出すのも楽しい!

というのが結論(笑)。「おこもりサイコー!」という舌の根も乾かぬうちに、「おでかけサイコー!」と叫ぶ私を許してください(苦笑)。

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img0 ホテルスタッフの方が実際に足を運び、オススメのお店をリサーチ。グルメサイトには出てこないお店もたぁくさんラインアップ!
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img1 ホテルスタッフが、ご近所ガイド OMOレンジャーとして、親身に大塚駅周辺のご近所旅をサポート。色別に「得意分野」が違うとか!? 
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img2 グリーンは散歩、レッドははしご酒、イエローは昭和レトロ、ブルーは大塚ニューグルメ、パープルはナイトカルチャー担当。この夜はパープルレンジャーと出陣!


上京して約25年。実は、大塚駅に初めて降り立った私。こんなに奥深きお店がたくさんあるなんてまったく知りませんでした。池袋と巣鴨に挟まれた、今ひとつキャラクターがつかめない駅という印象しかなかった大塚……あぁ、本当に今までもったいないことをしていたものだ(だって、会社からさほど遠くないのです)。

というわけで、ユニークなサービス「ナイトカルチャーツアー」に参加してみました。

夜9時にホテルをスタート。最小遂行人数1名、最大遂行人数4名。というわけで、レンジャーとマンツーマンになることもあれば、2人参加×2組もあれば、4人全員がひとり参加もあるという……まさに、「一期一会に乾杯!」方式ですね。この日はレンジャーとマンツーマンにて。

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img3 1軒目はコチラ。「かあちゃんち」! もう、期待しかない店名ですね。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img4 はい、かあちゃんです(笑)。とにかく気さく(でも、写真は苦手)。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img5 席に着いた途端、常連さんがお菓子を配りだすという……自由!


お店の常連さんが入れ替わり立ち替わり入ってくる地元の人気店。かあちゃんのキャラクターと料理のファンたちで集います。はい、私もすっかりファンに。今後、お店に通ってしまいそうです。

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img6 店員さんのように、いや、息子かのように働くパープル・レンジャー長屋さん。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img7 かあちゃんの手料理たち。とにかくすべての「わがまま料理」が美味しかったです♡
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img8 最後まで照れまくりのかあちゃん。まともに写真を撮らせていただけませんでした!

「次、どうします? 飲みたいですか? 歌いたいですか?」とナイトカルチャー担当のパープル・レンジャーは、その場のノリを見ながらたくさんの候補を提示してくれます。が、話が盛り上がりすぎて、長居しすぎてしまったため、3軒まわる予定が、もう1軒でタイムアウトとなりそうで……

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2軒目候補だった焼トンの富久晴。次は必ず!
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2件目は日本酒バーに。


大塚はバッティングセンターもあるので、まず、バッティングセンターでひと汗流したチームもありますよ。その時々のお客様の要望に合わせ、臨機応変にコーディネイトしています」とレンジャー。

ちなみに、あまりにレンジャーの大塚案内にハマり、東京出張の度にリピートされている方もいるのだそう。確かに、ひとり出張の際、「さて、夕食はどうしようか。でも、考えるのが面倒くさい……」と困ることは私もあるので、その気持ちわかるわぁ~。

地元の常連さんばかりのお店に飛び込む勇気がない方にもオススメです(私は、まったくそこに躊躇がないのですが苦笑)。

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img13 こちら、大塚の名店・おにぎり専門店の「ぼんご」はホテルの数軒隣に。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img14 バリエ豊富な具材はすべて自家製なのだとか! 昼間は行列ができています。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img15 持ち帰り、部屋で夜食としていただきました。お味噌汁も持ち帰れて幸せ♡ 

ナイトクルージングに最適なお店はもちろん、大塚には隠れた名店がたくさん!

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img16 80年以上続く老舗和菓子店の「千成もなか」。巣鴨には支店が。こちらが本店。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img17 看板商品の五色モナカ。東京土産としてだけではなく、ちょっとした手土産にいかがでしょう?
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img18 個人的に感動したのはドラ焼きの皮だけ(=パンケーキ)が買えるところ。個人的に大感動!


その他、商店街の中には、昔ながらの個人商店がたくさん(ちなみに7つの商店街があり、すべて元気なんだそう。隅から隅まで歩いてみたい)。

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千成もなかさんのはす向かいにある「肉のハヤシ」さん。注文してから揚げてくれるメンチカツが最高とのこと。
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まわりの飲食店の方も買いに来るという昔ながらの魚屋さん。朝からお客さんで賑わってました。


少し歩くと、天祖神社も。訪れた時は梅が咲いていましたが、もう少しするとソメイヨシノが咲き乱れるそうです。

  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img23 朝のお散歩コースにオススメ!
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img24 毬の替わりに子供を抱える「子育て狛犬」。
  • 「大塚」は、東京最後のワンダーランド説。_img25 夫婦イチョウがあるので、縁結びを祈願される方も多いそう。


この他、ナイトカルチャーコースには、フレンチカンカンを楽しめるイタリアンやスナックなどの選択肢もあるそう(スナック好きとしては、すぐにでも乗り込みたいところです笑)。あぁ、こんな街が山手線沿線に残っていたなんて!

某大手ファーストフードチェーンが参入して撤退したという大塚……濃ゆいぞ、大塚! あぁ、今宵も足が向かってしまいそう(笑)。

今日のお品書き
スタイリスト川上さやかさんが連載メンバーにニューエントリー。厳しい審美眼で選ばれたアイテムを隔週でチェックできるのはうれしい限り♡