私自身スノーボードを嗜んでいるためか、(以前ブログでもチラリと書きましたが)5、6年前くらいから注目している平野選手。先週末に開催されたスケートボード・日本オープン・パーク大会で第3位に入りました。

写真:森田直樹/アフロスポーツ

冬季オリンピックのスノーボード・ハーフパイプで2大会連続でメダルを獲得している平野選手はスケートボードでもオリンピック出場を目指しています。

今回の大会での成績を鑑みると、いよいよ夏季と冬季の両五輪出場が現実味を帯びてきました。スノーボード界の英雄(トリノ、バンクーバー、平昌で金メダル獲得)、ショーン・ホワイト(アメリカ)もスケートボードでの出場意思を表明しており、胸の高まりがおさまりません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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平昌オリンピックの超個人的No.1の名シーン。「次は東京で」と言い合ったに違いない、と勝手に脳内アフレコをしながらテレビを見つめていました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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カリフォルニアでショーンと練習したもよう。

ショーンは、現在レジェンド的存在のトニー・ホークの指導を仰いでいると言います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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トニー・ホーク。もはや、クレイジー(褒めてます)!!

そのような夢の対決が実現したら……と思うと、「あ〜、いてもたってもいられない(笑)!」。  ちなみに、日本選手で過去に夏季と冬季の両五輪に出場したのは橋本聖子さん(スピードスケート、自転車)、関ナツエさん(スピードスケート、自転車)、青戸慎司さん(陸上、ボブスレー)、大菅小百合さん(スピードスケート、自転車)の4人だけだそうで、さらに言うなら両五輪でのメダル獲得をしている選手は未だに出ていません。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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先ごろ、ユニクロのグローバルブランド・アンバサダーに就任。ユニクロの柳井代表取締役社長は、インタビューで「20歳になったばかりの平野選手ですが、すでに偉大な成果を残していますし、若い人たちに情熱を持って何かに取り組むことの大切さを伝えています。彼のその姿に感銘を受けました。彼なら間違いなく、若い人にとってのユニクロブランドのいい象徴になるはずです」と答えています。(forbes japanより)。日本人選手としては、テニスの錦織選手、車いすテニスの国枝選手に続いて3人目。

平野選手は試合後、「なかなかそんなに簡単にはいかない。これが五輪に近づくきっかけになればいい。すべてが自分にとってのチャレンジ」とコメント。以前、「僕が出場すればマイナースポーツであるスケートボードにも注目が集まる」とコメントしたことも。4歳の頃から、ご両親が経営するスケートパークですべってきた平野選手。「日本でスケートボードをメジャースポーツに押し上げたい」と思う気持ちが今回の夏季五輪出場への原動力になっていることは想像に難くなく……

2020年・東京五輪から正式種目となるスケートボード。目が離せそうにありません!

今日のお品書き
はい、今シーズンの最後を締めくくる世界フィギュアが3月20日からスタートします。ルール改正により、技の完成度がより評価されるようになった今シーズン。男子シングルの見所を、ライターの横川さんがいつも通り(いや、いつもより)濃ゆ〜くしたためてくれました。手に汗を握りながら、激戦を見守ろうではありませんか!