自分の順番が怖い PHOTO:shutterstock

子育て、仕事、生活環境…アラフォー世代の“暮らし”には“悩み”がつきもの。
そんな悩みが少し軽くなるアドバイス、お届けします!
(※この記事は連載の一部です。バックナンバーは画面下の【関連記事】から)

今回は、“あがり症”に関するお悩み。新年度も近づき、人前で自己紹介などをする機会も増える季節。“人前が苦手”な人にオススメの克服方法を「mi-mollet(ミモレ)」コンセプトディレクター・大草直子がお答えします。

【お悩み】あがり症で困ってます。克服して堂々と意見を伝えたい!


私は小学生と保育園児を持つ会社員です。あがり症で本当に困っています。

会社の会議では報告の順番がまわってくる間に心臓がドキドキして、他の人の話が全く頭に入ってきません。呼吸が苦しくなります。自分の報告するときになると頭が真っ白になってしまい、話したいことの10分の1も伝えることが出来ません。前準備はしっかりして鏡の前で練習したりしていますがあまり効果はありません。いつも声は上ずり表情はかたくなり苦しいです。そして悲しいし悔しいです。

子供の学級懇談会などでも同じです。子供の様子を話すだけなのに、一言しか話せません。習い事の保護者会は先生を含め7人の少人数でいつも顔を合わせている保護者の方ばかりなのに、ここでも緊張してしまいます。

毎年、学校や保育園の役員を引き受けて場数を踏もうと頑張ってきましたが、あがり度は増すばかりで疲れてしまいました。でもどうにかあがり症を克服して、自信をもって自分の意見を言えるようになりたいです。何かアドバイスがありましたら宜しくお願いいたします。(AKIKO)

A. 原稿を捨て、笑顔を無理にでも作りましょう。声が丸くなりますよ!(mi-molletコンセプトディレクター 大草直子)


AKIKOさん、ご質問ありがとうございます。仕事に育児に、家庭のことにと、きっとお忙しいのに、学校のことを引き受けるなんて、本当に頭が下がります。

私のことを少し、お話しさせてください。イベントやセミナー、もちろん編集部の会議でも。多くの「人前で話す機会」を頂いています。最初は、もう1週間前からドキドキして、それだけで疲れてしまうほど。今の私を知っている人は、「えーー」と信じてくれませんが、小さいころは、母の後ろに隠れてしまうくらい恥ずかしがり屋でした。どうやって克服したかというと、「原稿を用意しない」ということです。

AKIKOさんのお仕事の内容によっては、きっとデータや資料を用意したりしなくてはいけないと思うのですが、それ以外は、あえてカンペはなしで、というのはいかがでしょうか? 原稿を完璧に覚えて、きちんと言わないと、と思うからあがるのかな、と気づいた時から、丸腰でイベントにもいくように。ただし、伝えたいことは、常に考えて心の中で反芻します。あとは、騙されたと思って、笑顔を「作って」話してみてください。口角が上がり、声の出し方が変わります。声が丸くなるのです。そうすると、「聞き手」の雰囲気が一気に変化します。小さなことですが、是非お試しください。

毎日お忙しいと思いますが、根を詰めすぎず、頑張りすぎないでくださいね。たぶん、もう精一杯頑張っているので!

大草直子

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。2015年1月よりWEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」の編集長、2018年7月には、ミモレのコンセプトディレクターに就任。 近著に 『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)がある。プライベートでは3児の母。

(この記事は2015年4月12日の再掲載です)
構成/佐々木奈々子

【関連記事】
1) いろんなことが上手くいかない。自分のまわりの気の流れを変えるには?
2) 女性上司との付き合い方に悩んでいます
3) 家族に我慢をさせてまで働いていいのか悩みます
4) 人と接するのが嫌いで引きこもり体質な私にアドバイスを
5) 照れ屋の両親に、さりげない言葉で感謝を伝えたい