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ストレスや心のもやもやは放っておくとますます募るばかり。精神面では、気分が落ち込む、集中力の低下など、肉体的にもだるさや不眠といったさまざまな不調を引き起こし、心身の健康に大きな影響をおよぼします。誰もが多かれ少なかれストレスを抱えている時代。キャリアコンサルタントの金沢悦子さんの著書『図解 自分をアップデートする 仕事のコツ大全』より、ストレス対策をピックアップしてご紹介します。


あなたは本当に元気? 今の「エネルギー量」を知っておこう

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とくに思いあたる理由はないのにやる気が出ないのは、心身がエネルギー不足に陥っているサインです。ところが、「常にストレスにさらされていたり、疲れが溜まった状態が続いていたりすると、心身が危ういことに気づかないことがよくあります」と金沢さん。エネルギー不足に気づかぬまま、自分は元気、まだ大丈夫と無理をしている人が多いそうです。そこで、まずするべきは、自分の「エネルギー量」を知ること。その方法としておすすめなのが、「水の入ったコップ」をイメージする心理テストです。


心とカラダ、今のエネルギー量はどれくらい?


目を閉じて、透明なガラスのコップを思い浮かべます。そのコップには、どれくらいの水が入っていますか?この水の量が、今のあなたの「エネルギー量」です。

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●水量がコップの50%以上の場合 動的活動でリフレッシュ
掃除、散歩、友人や家族・ペットと過ごす……など。
さらに60%以上なら発散系もおすすめ
スポーツ、大声で歌う、ショッピング、踊る、ライブへ行く……など。

●水量がコップの50%未満の場合 静的活動でリラックス
思い切りグチる、書きなぐる、泣く……など。
新しいこと、やりたいことにチャレンジするには、気力、体力ともに避けたほうがいい状態。まずは心身を休めることを優先する。

●水量がコップの30%以下の場合 休養が最優先
イライラやだるさ、不眠、食欲不振や過食、頭痛など不調が現れているはず。何を差し置いても「あ〜ラク〜」と思えることをやってみる。
何もしないで過ごす、寝る、入浴・サウナ、マッサージ・エステ......など。
 

すぐできる! 楽しみながらストレスを発散する2つの方法


ストレスや疲れが溜まっていることに気づいても、忙しいとつい無理をしてしまうもの。「真面目で責任感が強い人ほど、何もしないでダラダラすることに後ろめたさを感じてしまうのです。まとまった休みを取るのが難しいのなら、日々の生活でストレスを発散できることをみつけておきましょう」(金沢さん)。そこで、おすすめなのが、「もくもく」と「もふもふ」という2つの方法。どちらも「手先に集中すること」がポイントです。

[もくもく]自分が楽しめる「手先を使う作業」に没頭してみる

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手先を使う作業は脳を活性化します。さらに「もくもく」と集中して行うことで、脳を休める効果もあり! 料理、編み物、靴磨きなど、単純な手作業で、自分が楽しめることを選ぶのがポイント。動(仕事)と静(もくもくする)のバランスをとると、自律神経の働きも整ってきます。


[もふもふ]気持ちいい、かわいい、好きと感じるものに触れる

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五感の1つ「触感」で、疲れた心を癒やし、リフレッシュする方法です。手はほんのわずかな接触に対しても感覚が得られる、敏感なセンサー。かわいいペットとの触れ合い、柔らかな毛布の肌触りなど、心地よい刺激が、脳に伝わってリフレッシュ&リラックスできます。

 
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