4月2日にインスタグラムでハリー王子と共同の「sussexroyal」というアカウントを開設し、ギネスブックの「フォロワーが100万人を超えた最短タイム」レコードを更新したメーガン妃。臨月を迎え、彼女への注目度は高まるばかり。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

The Duke and Duchess of Sussexさん(@sussexroyal)がシェアした投稿 -

写真:代表撮影/ロイター/アフロ

そんな中、先日も、出産する病院を故・ダイアナ妃やキャサリン妃が選んできた英国王室御用達の「セント・メアリー病院」ではなく、引っ越し先のウィンザーのフロッグモア・コテージの近くであるウィンザー市内の病院で行う予定だと言われています。

その理由が「キャサリン妃と同じ病院で出産したくないから」「出産してすぐ綺麗にして入り口で写真撮影に応えるのが嫌だから」「37歳で高齢出産だから何かあったときすぐに対応してもらえるように」など、様々な憶測を呼んでいたのですが、本当の理由が判明したようです。

英国王室では、アラン・ファーシング氏とガイ・トロープ・ビーストンというかかりつけの婦人科医が居るのですが、メーガン妃は出産時に男性医師を部屋に入れたくなかったそう。

だけどこれは英国王室のプロトコルに反するため、メーガン妃とハリー王子は妥協案として、女性のドクターを出産時のチームのリーダーにして、アランとガイにはそのサポートをしてもらう形で参加してもらうことにしたとか。つまり出産は女医が担当し、何か複雑な処置が必要な事態が起きたときには、王室伝統の婦人科医チームが対応する、ということに。

関係者によれば「王室ご用達の最高のドクター軍団にお願いしないなんて、驚き!」。

以前この連載で、メーガン妃がマタニティウェアに5千万円以上注ぎ込んだというエピソードをご紹介しましたが、第一子出産を間近に控え、今度はハリー王子と出産前の「ベビームーン」旅行で、1泊約145万円するホテルに3泊も宿泊するゴージャスな旅行を楽しんだとか。

ベビーシャワーで2千万円も使い叩かれたばかりなのに、すごいな〜〜。やっぱりメーガン妃ってメンタル強い!

私の中では、メーガン妃は「英国王室のキム・カーダシアン」的立ち位置なんじゃないかと思い始めました。大麻に含まれる物質、カンナビジオールをテーマにしたベビーシャワーを開催しようとしているキムと同じくらい、自由奔放だなあ、と。だから叩かれやすいけど、他国民がニュースとして見ている分には面白い。

片や、そんなメーガン妃の豪遊ぶりを暗に批判したいのか、ボーイスカウトを訪問したキャサリン妃が毛玉のついたセーターを着ていた、なんてことがニュースになっていましたね(笑)。もはやマスコミの小姑根性がすごい。

母親は同じ故・ダイアナ妃だけど、キャサリン妃の夫、ウィリアム王子は長男で、ハリー王子は次男だから王位を継ぐ可能性はかなり低め。そんな理由からなのか、ウィリアム王子の方が何かにつけて堅実で真面目、ハリー王子の方が昔からヤンチャしていたし選ぶ女性も派手という印象があります。

3月にウェストミンスターで行われた、英連邦記念日の式典にて。 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

キャサリン妃もメーガン妃もダイアナ妃のように美しくておしゃれだけど、より慎ましく伝統に従うのはやはり、長男の嫁であるキャサリン妃。そしてバツイチかつアメリカ人として英国王室に風穴を開けるのが次男の嫁、メーガン妃、といったところでしょうか。

世界中から注目されてしまう存在だから何かと比べられて批判されちゃうのは本当に大変そうだけど、全くアウェイな世界である英国王室の中で、きちんと自分の意思を持ち、それを貫けるメーガン妃も素敵だと、私は思います。

それができるのは、絶対的に守ってくれる存在のハリー王子が居るからこそ。それってきっと、愛人が居るチャールズ皇太子に嫁いでしまった故・ダイアナ妃が欲しくても死ぬまで得られなかったものなのですよね…。だからもしかしたら、ハリー王子はそんな亡き母の無念さを汲み取り、自分の奥さんだけは何があってもマスコミや世間の声から守り、好きなようにやらせてあげたいと思っているのかも。そう考えると、とても切ないですね。

メーガン妃の親友であるテニス選手のセレーナ・ウィリアムスが、お腹の赤ちゃんの性別を「女の子」とうっかり口を滑らせてしまったという事件もあったけれど、一体どっちなんだろう(笑)。性別が男女どちらにせよ、元気なロイヤル・ベイビーが見られるまであとわずか数週間。そのときはまた世間が湧くんだろうな〜。