もしも職場の男性がやたらつきまとってくるようになったら……? 態度によっては大きなトラブルになってしまうことも少なくない昨今。広告代理店営業ウーマンの先駆け的存在で、現在はプロデューサー、コメンテーターなど多岐に渡って活動されている飯野晴子さん。男性社会を生き抜いてきただけに、「隙を見せないこと」の大切さを教えてくれました。

chrisausさんからの質問

Q. 最近つきまとってくるようになった男性職員。
うまくかわす方法を教えてください。

 

職場での男性職員のKY言動に疲れ困っています。彼が困っていたとき助けてあげたことから、私と話しやすくなったのか、「お礼にごちそうしますよ」と言ってきたり、私だけに話したり聞いてきたり返答に困ることを言ってきたりするように。私は基本男性が苦手ですし、時間もありません。冷たいかもしれませんが、職場では仕事をきちんとすればプライベートで深く関わる必要はないと思うのです。でも仕事中だから我慢もするし、聞かれたら返答もしなければなりません(時にはスルーすることもあります)。ストレスをためず、かわす方法、もしくは上手くそういったことを止めてもらう言い方を教えてください。(41歳)


特別ゲスト 飯野晴子さんの回答

A. 「男なんていらない」と思っているなら、
困っていても助けてあげないくらいの
スタンスが必要なんです!


あら、ちょっと色っぽい相談ですね(笑)。職場の男性に付きまとわれているとのこと。これは、女性側の信念でかなり防げると思うんですよ。「絶対に男はいりませんから!」という態度で振る舞っていれば、男って寄ってこないもの。でもchrisausさんは、つい助けてあげてしまったんですよね。それが隙に見えてしまったのかもしれません。本当につきまとわれるのが嫌だったら、たとえば雨の日にその男性職員がびしょ濡れになっていて、自分は傘を持っていたとしても、絶対に入れてあげないこと。「そんな冷たいこと……」と思うかもしれないけど、それくらいのスタンスでいることが大切なんですよ。なぜなら男と女は違う生き物だから。男の考えることは、女には完全には分からないのですから、一人で生きていこうと思っているならそれくらいの用心が必要だと思うんです。

 

とくにchrisausさんは男性が苦手で、深く関わりたくないと思っているとのこと。ならばちょっとぐらい相手が困っていても、グッと仏心を抑えて助けないで。仕事中でも、業務に関わること以外は返答だってしなくていいんです。私も離婚して女手一つで子どもを育てていて必死だったから、しょーもない男性なんて助けなかったし、必要以上の口もきかなかったんです。それで何の問題もありませんでしたよ。多分chrisausさんは優しいから、ついその男性職員を助けてあげてしまったんだと思います。たしかに、スルーするのって勇気がいるもの。でも長い目で見て、そこは頑張って毅然と振る舞って。そうすれば相手も「この人はプライベートでの関わりは拒否しているんだ」と分かって親しく接してこなくなり、やがてラクに過ごせるようになりますから!
 

PROFILE
  • 飯野晴子(いいのはるこ)プロデューサー、コメンテーター、ブロガー。1943年生まれ。35歳で離婚後初めて就職。広告代理店営業ウーマンに道を開いた。ロエベ、フェラガモ、ポルシェ等数々のラグジュアリーブランドを担当。退職後は、都会と海辺の家を行ったり来たりしながら、企業や商品のPRプロデュース、TV番組の出演、セミナー講師、講演活動などさまざまな分野で活動中。アメーバブログでは、文化人部門で常に上位50位前後に位置するなど、ブロガーとしての人気も高い。また、ブログ読者の悩み相談を受けることから始まったワークショップは、週末を過ごす家で定期的に開催、全国から女性が参加し人気を博す。「チーム・ソルトン&セサミ」(2008年〜)の設立メンバーとしてチャリティ活動も積極的に行っている。(ブログはコチラ→http://ameblo.jp/iino-haruko/ この人の回答一覧を見る
  • 山本奈緒子(やまもとなおこ)1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『with』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る
 取材・文/山本奈緒子

 

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