スタイルがある人は、必ずといっていいほどデニムを愛し、自分らしく着こなす術を知っています。

この連載では、自分のスタイルを確立している方々の、デニムとファッション、ライフスタイルの関係を紐解いていきます。前回に続き、スタイリスト斉藤くみさんに大人のためのデニムスタイルを提案していただきます。

リーバイス®︎のプレミアムラインで、最上級の素材と技術で作られる「リーバイス®︎ メイド&クラフテッド®︎」を着て頂き、斉藤くみさんと“デニムとファッション”について考えていきます。

大人のデニム、ベストなサイズと丈は?メンズラインを選択するのもあり[PR]_img0
斉藤くみ 1977年生まれ、身長166センチ。モードからリアルクローズまでトレンドをおさえたスタイリング提案に定評がある。ファッション誌を中心に広告、カタログ、女優、アーティストなど幅広い分野から厚い信頼を寄せられている。インスタグラム@stylist_kumisaito

 

ジーンズに迷わなくなる、選び方と着こなしのコツ

ジーンズは自由なアイテム。ルールなんてありません。でも、実はそのことが、人によっては「デニムは難しい」と感じてしまう所以なのかもしれません。今回は、長年ジーンズを愛してきた私なりに、大人がジーンズをはくときのポイントをお伝えしたいと思います。

前回お話した通り、サイズ感は大切。私はピタッとしているより、少しだけゆとりがあるものを選び、こなれ感を出すようにしています。またコーディネートするときは「カジュアルになりすぎない」ことが重要。そもそもジーンズというアイテム自体がカジュアルなので、合わせるアイテムもすべてラフだと大人の女性にはトゥーマッチ。もしTシャツやボーダーカットソーを合わせるなら、シルバーのアクセサリーやかっちりとしたレザーのバッグを合わせてバランスをとるようにしています。

もうひとつ大人の女性がジーンズをはくときは丈感もポイントになってきます。いちばんおすすめは足首の細い部分だけが見える丈。それ以上、短くても長くてもダメ。少しだけ肌が見えることで抜けが出て、とてもバランスがよくなり、すっきりするんです。そしてこの丈は、ヒールがあるパンプスやフラットシューズ、ボリュームのあるスニーカーetc.どんな靴とも相性がいい。靴とのバランスがとりやすいボトムは自然と着る回数が増えるものです。

あくまでも私なりの着こなしのコツですが、もしジーンズから遠ざかっている方が再びはくきっかけになってくれたら嬉しいです。

斉藤くみ


 Denim03 

永遠の定番「ボーダー×ジーンズ」。
大人の女性が着るなら
きれいめなリジットジーンズと
リッチな小物が必要

大人のデニム、ベストなサイズと丈は?メンズラインを選択するのもあり[PR]_img1
 
大人のデニム、ベストなサイズと丈は?メンズラインを選択するのもあり[PR]_img2
 

クロップド丈のテーパードシルエットのジーンズはメンズラインのもの。ミッドライズなので、トップスをインして着たときもきれいに決まります。ファブリックは世界的なメーカー「カイハラ」のものを使用。ジーンズ¥20000/リーバイ・ストラウス ジャパン その他/斉藤さん私物

ボーダー×デニムはいつの時代も着たくなる永遠の定番。老若男女問わない、このコーディネートを大人の女性が着るとしたら、ポイントは「ジーンズ選びと小物使い」とスタイリストの斉藤くみさんは言います。「ボーダーもカジュアルなアイテムなので、ジーンズはきれいめな色の濃いリジットがおすすめ。カゴバッグを合わせたくなりますが、あえてかっちりとしたレザーのバッグにすると、大人の上質なカジュアルになります」

アイコン画像

KUMI'S コメント

ボーダーカットソーとのコーディネートは、あえてメンズラインのジーンズにしました。メンズのジーンズは女性らしい体のラインを抑えてくれるので、シャープな印象にしてくれるんです。体のラインを生かすジーンズ、抑えるジーンズ、それぞれがあると、よりコーディネートがしやすくなるはず。


 Denim04 

ライトブルーのカットオフジーンズ。
ジャケットできちんと感とTシャツで遊び心を

大人のデニム、ベストなサイズと丈は?メンズラインを選択するのもあり[PR]_img3
 
大人のデニム、ベストなサイズと丈は?メンズラインを選択するのもあり[PR]_img4
 

誰もが知るジーンズの名品「501®︎」をメイド&クラフテッド®︎ならではのプレミアムなファブリックで仕上げた1本。きれいなストーンウォッシュの風合いが、肩の力の抜けた、大人の余裕を感じる着こなしに導いてくれます。ジーンズ¥16000/リーバイ・ストラウス ジャパン その他/斉藤さん私物

淡いデニムブルーのジーンズは、メンズラインの「501®︎」を足首の細い部分だけが見える丈でカットしたもの。どんな靴にも合う万能な長さ。裾はきりっぱなしにすることで、ほどよく抜け感を出してくれるのだそう。

アイコン画像

KUMI'S コメント

「501®︎」という歴史あるジーンズに合わせて、ヴィンテージTシャツをセレクトしました。Tシャツにジーンズだけだとラフになりすぎるので、ジャケットを合わせ、パンプスやレザーのバッグをプラスしました。ジーンズのカジュアルさを残しつつも、上品に着るのが好きなんです。


スタイリスト斉藤くみさんの着こなしはいかがでしたか? 次回は大人気ジーンズ「701」のオンオフの着回しコーディネートをご紹介します。お楽しみに。

LEVI'S®︎ MADE&CRAFTED®︎のブランドページはこちら>>

お問い合わせ先/リーバイ・ストラウス ジャパン
tel. 0120-099-501

撮影/イマキイレカオリ
 スタイリング・出演/斉藤くみ
 ヘア&メイク/佐藤エイコ(ilmini)
構成/幸山梨奈