キューバから招待された南米一のアイドルグループ、Charanga Habanera。

皆様、お元気ですか。如何お過ごしでしょうか?
暫くブログをお休みしてしまい、ただただ不甲斐なく思っておりました。何を言っても言い訳になってしまうので、ここでは何も言いますまい。心機一転、これからどんどん挽回していきますよ!

さて、一か月近くに渡ってお届けした南米ブログもいよいよ最終回。フィナーレを飾るのは、海辺のリゾート地パラカスでのカーニバル!

「ここはフランスでも日本でもない、南米のペルーなんだからね。夜は絶対に一人で出かけちゃダメ。パリに居るような格好はしない事。アクセサリーやヒールの靴なんかは問題外。」
私の習性を良く知っている彼が心配して、旅行前から口を酸っぱくして言われていたのだが、敢えて意義を唱える必要もなかった。

ペルーは南米の中でも比較的安全な国で、インターネット上を探せば「女子一人旅ブログ」的な武勇伝が幾らでも出てくる。しかしながら、危険を察知する勘は鍛えられていると自負している私でも、ペルーの首都、大都会リマでの夜は、何だか少し気後れし、夜の街に繰り出す気になれなかった。

人口1,200人の小さな小さな田舎町、ここパラカスは、誰もが顔見知りで、全てが徒歩圏内にある。旅行者でさえ一週間も滞在していれば大分顔馴染みが増える。カフェのお兄さんや商店街のお姉様方、もちろん我らがCoco Lodgeのオーナー、ホルヘさんにも見守られ心強い。すれ違う人々と自然に挨拶を交わす様になり、ずっとここに棲んでいた様な気がしてくる。こういう旅が好きだ。

「こんな街で行われるカーニバルなら怖くないね!疲れたら歩いて帰れるし。ちょっとだけお洒落して、小銭だけ持って手ぶらで出かけようよ。」

三十年の歴史があるこのカーニバルは、きっと街中の人達が一年で一番楽しみにしているイベント。ステージは物凄く本格的で、ここはフジロックかと見紛うほど(当社比によります、あは)。一週間夜通し続く音楽の宴は何と、ミス・パラカスコンテストから始まった!

ペルーの民族衣装を身に着けた候補者。地元の普通のお嬢さん達が立候補し、家族が総出で応援する。(中には、え??という人も居たのですが)欽ちゃんのスター誕生を思い出させ、どの子も応援したくなった。

ここでの優勝者が、地元代表でミス・ペルーに立候補出来るらしい。平均月収三万円弱といわれるペルーの人々の生活。彼女達にしてみたら貧困から脱出出来るかもしれない一つの手段なのだから入る気合が違う。どの子も一生懸命で応援したくなった。

 

メインステージでは日替わりで、フォークロア、チャランガ、サルサ、クンビアなどの南米の音楽がバラエティ豊かに、沢山のミュージシャン達によって演奏され、特にキューバから招待された世界的に有名なグループ、Vernis HernándezやCharanga Habaneraの登場した夜に、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 

こちらはキューバから招待されたCharanga Habanera。南米一のアイドルグループで、日本にも来日した事があるという。会場中が歌い踊って素晴らしい一体感。しかし女の子の歓声が物凄い事!ジャニーズのコンサートってこんな感じなんだろうな。

キューバの歌姫Vernis Hernández

キューバの歌姫Vernis Hernándezとグッドルッキングガイの皆様。ティアドロップ型のサングラスにピチピチの白いシャツがたまらなくお似合い。これぞザ・ラティーノ。やっぱりこうでなきゃ。このグループは歌もダンスもピカイチで、正統派なキューバンサルサを生で観られて大感激。紅一点のVernisさんの存在感が圧倒的だ。体の厚みとおしりが違う。日本人の私がどう転んでも彼女の様な踊りは出来ようもない。

 

「喉が渇いたね。そうだ、ホルヘさんのお友達がやっているバーにでも行ってみる?」
楽しい宴が終わり、宿に戻る道すがら、何故か急に言葉少なになった私に彼が言った。翌朝のバスでパラカスを離れリマへ戻る。最終日の夜が、バカンスが終わってしまうのが寂しかった。きっと彼も同じ気持ちだったのだろう。

 

想像以上に素敵だったバーには人っ子一人居ない。私達二人きりだ。カーニバルの喧騒を離れ、少しホッとした自分が居た。いや、旅は名残惜しい位で丁度いい。

楽しかったね。ペルーに連れてきてくれてありがとうね。また一つ夢が叶ったよ。それでね、今はまた違う夢が出来た。どんな夢?まだ分からない。ただもっともっと世界を知りたい。知らない国に行ってみたい。世界には沢山の価値観があって、そこに生きている人達をこの目で見てみたい。そしてこれから何度でも自分の常識を覆されてみたい。

オープンマインドでいる事。世界がどんどん広がっていくような気がした。

約一か月に渡った南米ブログ、長い間お付き合い下さり有難うございました!